【詩】点描
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数は限られている。
それは
確かな数列の中で
何も言わずに拘束されている。
呼吸する事も
自由を願う事も出来ず、
ただ彼らは
一つのオブジェクトと化した。
有機ELでも表現されない
億劫な色彩をまとって。
彼らは生きているのか。
死んでいるのか。
それとも
生きながら
死んでいる感覚に
陥っているのか。
残念ながら
シャーペンを持った創造主に
彼らに対する
気遣いが無かった。
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