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【X投稿詩】2024年11月

 こちらは、Xにて投稿した詩のまとめです。タイトルは後付になります。


「イマジナリー・ガール」

 少女を夢見ていた

 うら若き青春で
 髪をなびかせたかった
 陽の差す窓際で
 軽くステップを踏みたかった

 認識外の自分は
 そんなものに程遠い

 少女を夢見ていた

 少女を構築していた

(2024年11月7日投稿)


「平穏」

 語るに至らない平穏は
 素朴な味噌汁で出来上がる
 気取らず見栄を張ろうとしない
 午後の温もりの様な穏やかさが理想さ

(2024年11月9日投稿)


「忘れた」

 あの曲のワンフレーズも
 あのケーキの味も
 あの小説のあらすじも
 あの映画のラストシーンも
 冬の夜の温もりも
 ドリップコーヒーの苦さも
 手を繋いだ感触も
 別れ際の涙も……

 ……全部忘れた!

(2024年11月15日投稿)


「通じ合う」

 語らないけど察してほしい
 聞かないけれども気づいてほしい
 魂をワイヤレスで繋げて
 以心伝心で指切りげんまん
 通じ合えたら微笑み合う
 そんな存在を欲している

(2024年11月22日投稿)


「冬の始まり」

 鼻がむずむずしてきたら
 冬が来たのだと気づく
 乾燥した空気に散った
 小さな塵の踊っている
 灰色の地面を舞台にして
 冬のストリーミングが始まった
 僕は鼻を啜りながら
 寒気のエキストラに徹した

(2024年11月26日投稿)


 現在25歳、来月の初めには26歳になります。
 とうとう私は、アラサー帯に突入します。
 ぶっちゃけ、自分自身が思っていたアラサーになったかと言われると、別にそんな事は無いと思っています。
 もうちょっと大人びているかと思っていましたが、自分には未だに稚さが残っています。「子供の心は忘れなくていい」とは言えど、ここまで子供の心が邪魔するのかと、日々思うのです。
 多分この後も長々と語りそうではありますが、この気持ちに関しては後日12月7日に投稿する誕生日記念の雑記に書くと思いますので、今はあまり深く語らないでおきます。

 今月といえば、月初めに盛岡へ一泊二日の一人旅に出かけました。

 盛岡といえば、宮沢賢治や石川啄木ゆかりの場所です。普通に観光名所を巡りつつ、二人ゆかりの場所に行って詩的インスピレーションを得た、満足度の高い旅でありました。

 ただ、一日目は生憎の雨、加えてスケジュール的にわんこそばを体験出来なかったので、今度は今回以上に盛岡を満喫したいなとも思いました。

 来年も、時間に余裕があれば何処か旅に出ようと思っていますので、何かオススメの場所があれば、教えて頂けると幸いです。

 最後になりますが、引き続きnoteとXにて詩を投稿して参りますので、フォローのほどよろしくお願いします。

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