水平線だけじゃないMAでもサポレジ転換は起こる
サポレジ転換というと、水平線でのイメージがあると思いますがMAでもよく起こります。それを見つけられる事ができれば、トレンドに乗っていくのか転換を狙っていくのかを見極めるだけです。
例えば水平線でのサポレジはこんなイメージだと思います
ではMAではどうでしょうか?
まず黄色で色づけした部分でMA21に乗り上昇しているのが一目で分かると思います。
そしてA地点で最後にMA反発して上昇しようとしますが、上がれずにMA21を割ってしまいました。
MAを割り何とか上昇しようとしますが今度は逆にMAに止められ、B地点で折り返してとうとう安値を更新してしまいました。
そうですこれがMAのサポレジ転換です。
次にC地点で再度、安値を更新しようとしますが、更新出来ずにまたMAを抜け支えられようとしています。(D地点)
相場はランダムなので、こんなに綺麗なチャートはなかなかありませんがイメージはこんなイメージです。
ちなみに、これを習得する最大の利点は何だか分かりますか?
例えば普通は、高値や安値のブレイク抜けからエントリーする方が多いでしょうが、MAを使うと押し目が拾いやすくなりますので、損切幅が圧倒的に違います。
図で説明すると下記になります
ただし何度も申しますが、相場はこんなに単純ではありませんので慣れるまでになかなか時間がかかりますし難易度は高いです。
でも実際私がよく底からエントリーできるのはこの為です。
だからロットがはれます。
相場の格言で頭と尻尾はくれてやれといいますが、本当に凄い一握りのトレーダーは、相場の天井から底を取っています。私は一人の方しか知りませんが...(笑)
(最初から真似すると怪我しますのでご注意を)
ただ習得する事ができればなんといっても損切幅を抑えられますのでかなりの武器になるのは間違いないです。
トレード事例
2023.2.27 EURUSD
これはエントリーしたのが外出先でしたので外出時の携帯の画像になります。
(外出時の画像)
エントリーした根拠を説明します
まず私が外出先で携帯を確認した時のチャートはこんな感じです
※ここから先の図は全部エグジット後のチャートになります
今回着目したのは30分足になります。
まずパッと見た感じレートはダウントレンドで推移しています。
ここからショートを狙うかロングを狙うか考えます。
そして、前回の大きい下落がMAから起きている事に着目します。
30分のMAを起点として下落が始まり、一度MAが転換して上に上がろうとしますが高値Aのラインを超えれずMAを割り、再度MAで最安値をつけに行きました。
そして現在は高値A付近で陰線が出始めています。
ここで考える選択肢は2つです
このまま再度MAを割り、安値をつけに行く
高値Bを超えているので反発して上昇し転換していく
になります。後はどちらの流れになるかを見極めるだけです。
チャートを進めます
MAで反発して高値を超えてきました。
これでやはりMAが効いた証拠になります(MAでサポレジ転換)
私はこれで次は落ちてきたらMAで拾って押し目買いをしようと考えました。
そしてレートが落ちてきた所を15分に落としてエントリーしました。
MAのサポレジに加えBの高値も水平線のサポレジしているからです。
外出先でしたのでロットは張りませんでしたが、かなり自信がありました。
エグジット
すぐにかなり大きな陽線をつけて上昇していきました。
利食いのラインは図の通りでもう一つ上のラインまで行きましたので結果的には10PIP程損しましたが、短時間で50pip程行きました。(この辺は次の課題ですが...)
まとめ
今回は「水平線のみならずMAでもサポレジ転換は起こる」というトレード事例でしたが、この目線の基本はあくまでもトレンドフォローになります。
MAでのトレンドフォローが起こり、そして転換が起こる。
難易度は高めですがマスターすればかなりの武器になります