【戦略】なぜSNSを続けなければならないのか。
みなさん、こんにちは。
クリエイティブディレクターのタイゾーです。
今回は、僕の普段の仕事でもあるソーシャル全般の戦略設計、企画立案、運用管理のことについてよく聞かれる質問を記事にしてみました。最近は仕事、仕事になっていてなかなか自分の思考をアウトプットできてなかったので、いい機会だなあって思ったりもしてます。どうぞ最後までご覧ください!
今回、トレーナーやピラティス(ヨガ)、ジム経営者向けの講演会で話す内容のメモとしても活用しているため、少し専門的な話が出てくるかもしれませんがご了承ください。笑
【目次】
SNS運用ってそもそも何?
簡単に言えば、「デジタル上における自分自身のブランディング」。勘違いしている人が多いが、決して広告、PR(プロモーション)ではない。なので、告知やタメになる情報を発信するのではなく、自分自身がどういう人なのかを自分にスポットライトを当てて発信していく必要がある(どういったきっかけでジムを経営して、ジムがきっかけでどういう世の中にしていきたいのか etc)。
それに伴い、ソーシャルごと役割、ユーザー層が異なることを理解しておく必要もある。Instagram=名刺(HP)、YouTube=検索エンジン、TikTok=コミュニケーションツール(コメント内会話)といったような、その時々のSNSごとの役割と立ち位置をしっかりと理解する必要がある。
2.どんなSNS運用をすればいい?
こんなこといったら怒られそうだけど、、、企業やクライアント、媒体や業界、ジャンルによって様々なのと、流行り廃りの変化が激しいことから運用方法に決まりはないし、何がハマるかもわからない。なので、ぶっちゃけ、どんな運用でもOK。ただ、より細かく、わかりやすいユーザーの来店導線や企画設計が重要になってくる(カスタマージャーニー)。
現状、企画としては、
・既視感
・誘発性(コメントなど)
・個性(世界観)
を含んだものがかなり伸びやすい傾向にあると個人的には思っている。
例えば、イラストレーターのメガくんがわかりやすいかも。(下記参照)
TikTokでアニメのコンテンツ(既視感)を描き(個性)、コメントを誘発。Instagramに流動し、コアなファンを集約。そして、飛び先のリンクで自分の絵やブランドを販売し、イラストレータとしての活動幅を増やしている。
また、メリットではなく、ベネフィットを明示してあげるとファンが集まりやすい。メリットの話になると単なる情報発信になってしまうため、飽和状態でおすすめにも上がりにくい。なので、「フィットネス系の仕事をしている人が後々使える手法」などフォットネス系のことを発信している人に向けての内容を発信することで、結果的にお客様に「この人なら何か変わるかも?」「私たちも自分でできる方法を教えてくれるかも?」など自分に対してのベネフィットとして捉えられ、結果的な集客につながる。
3. 効果的な投稿の仕方って?
またまた怒られちゃうかもだけど、流行りやアルゴリズムの高速な変化、アカウントに対するユーザーの興味のベクトル変化が激しいため効果的な投稿の仕方なんてものはそもそも存在しない。ただ、逆に各ソーシャル媒体の最新の仕組み、ユーザー心理を理解することで効果的な運用はできると思っている。
それこそInstagramだと、reelに力を入れている人がかなり多いと思うが、実は力を注ぐのはそこではなく、ストーリーズ。なぜなら、Instagramユーザーの55%がストーリーしか閲覧していないからだ(宣伝会議のデータ)。だからこそどんだけreelを作って再生数を伸ばそうが、広告を回そうがCV率は低いまま。
TikTokだと、最近アリゴリズムなどが急激に変化したこともあり僕たちも分析中だが、コメント数によって再生数が変動するコメント型がすごく伸びやすくなっているため動画の企画を大きく変えないといけなくなっている。
※TikTokは、他のSNSの「フォロワーベース」と違って「おすすめベース」。だからこそ、伸びる企画の特徴を定期的に分析し、企画を展開する必要がある。
4. ユーザーとのコミュニケーションの方法は?
これまた、業界、ジャンル、各SNSによって異なる。Instagramは、機能が優秀なため、ストーリーズ内機能、reelや通常ポストのコメント欄、DMから、TikTok、YouTubeはコメント欄からコミュニケーションをとることが可能。ただ、フィットネスやジム系になると現状一番ユーザーが多く、タッチポイントができているInstagramがコミュニケーションツールとしては最適かと。(ストーリーズの企画を活用すると良い)
5. 分析ツールを使って何を見る?
特に細かい分析ツールは活用せず、各アカウント内におけるインサイトや他社の現状数値、企画から比較することが多い。分析は深さ、質ではなく、頻度を増やすことが運用をうまくするためのポイントになってくる(変化が激しいため)。
6. 広告運用にはどんな種類がある?
Instagramだとreel動画をベースとした広告など動画をベースとした広告が多い。
7. 自分で運用できる?
できます。先ほども言った通り、定期的な情報収集と企画立案力があれば誰でもできます。もし、自分で一回やってみて無理なところがあれば、一部プロにお願いする形でもいいかも!
あとは動画の撮影、編集スキルは必要になってくるので、YouTubeなどをみてcupcutで編集できるようになれば問題なし!(実際に編集メンバーは全員初心者でしかも女性が多い)
8. 業者に依頼する際の選び方は?
運用する人の「人間性」「戦略性(思考力)」「スピード感」かなと。
9. 運用を成功させるためのポイントは?
2.で話した内容と被ってしまうが、それぞれの媒体の特徴を捉えて、ユーザー心理をしっかりと読み解くことが重要。あとは、運用に限らずですが、やり切る力ですね。笑
10. 最新のトレンドは?
媒体によりますが、
Instagramは、 で、TikTokは、ランキング系など一緒に考えてコメントに誘発する系の企画や世界観が強いアカウントで、YouTubeは検証など視
また、追記はしていく予定ですが、こんな感じです!
最後までみていただきありがとうございました!!
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