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わたくし、コーチングを受けて、だいぶ人生が変わりました。

こんにちは。@inase17000です。

まずは、半年前にぼくはこんなブログを書いていました。

6ヶ月後にこの記事を引用して振り返り記事を書いているでしょう。楽しみです!

と期待されていた6ヶ月後がやってきましたので、ふりかえり記事の筆を進めたいと思います。

正直言って、半年前には想像もしていなかったことになりました。これは自分が一番驚いています。コーチング恐るべし。

相変わらずぼく自身はコーチングのプロではないのでコーチングが何たるかの説明とかはできません。専門の方々の素晴らしい解説が世に出回ってますのでググってみてください。

主にコーチングの目的は、行動変容を促すと捉え、どんな行動変容があったのかを中心に書いてみます。


6ヶ月間のテーマ

Zoom背景_-_Google_スライド

コーチングに効果的なテーマは、「重要かつ緊急ではない事柄」を選ぶとのことだったので、ぼくは「自分の中長期的なキャリア理想像について考え、定義し、それに向かいアクションを起こすこと」をテーマとして選びました。

ちなみにこのテーマもあらかじめ決めていたわけではなく、初回の1on1をやりながら自分の中から湧き出るように出てきたものになります。誰かに与えられたテーマではなく自分事にできるからこそ、数ヶ月取り組めたのだと今になって思います。

いざコーチングをはじめてもらっていきなり何かが変わったのかというとそんなことはなく、最初の1ヶ月は関係性の構築や現状理解に重きが置かれていました。

そして、コーチングを続けていくうちに、次の1on1までの約2週間の使い方もめっちゃ大事だということに気づきました。

・「コーチングの時間はとにかく自分がしゃべる時間になる」から次の1on1までの時間である程度自分の考えを整理しておく必要がある

・「次までにやること」を宣言しておいて実際何もやってないとカッコ悪いから次の1on1までの時間の使い方を計画的にする必要がある

2週間ごとのペースを作り、段階的にどんなことを課題として感じているのか、それはなぜ起きているのか、何をすべきなのかとモヤモヤとしておくことで常に頭の片隅においておくことができました。


コーチは特に何も教えてくれない

コーチングの1on1で、された質問の例をいくつか挙げておくと

Q この2週間何を行動しましたか?
Q 話したいテーマありますか?
Q 理想像は?
Q 理想像が合ったほうがいいと思っている?
Q どう思われたい?
Q どう進めていきたい?
Q 重要度は?
Q 取り組んでいることは?
Q やる場合と、やらない場合の差分は?
Q 次の2週間何を行動しますか?

改めて6ヶ月の会話ログを見直してみましたが、面白いくらいこれらの質問しかされていません。

本当に9割くらいの時間をマイコーチはニコニコしながら黙って聞いてくれて、ひたすらぼくが喋っていました。

マイコーチの言うことといえば、問いかける質問と適度な相槌です。

自分の代わりに何か指針を示したり、解決策を考えてくれるわけではありません。ただひたすら内省を促す質問してくれます。ぼくは少し黙り込み、だーっと喋るの繰り返し。

そんなやりとりを基本隔週でやってきた中で感じたのは、コーチは本当に何も教えてくれないということ。

これは今後コーチングを受ける人にとっては重要なことだと感じました。何かを教わる態度では得るものが何もないのです。

受動的ではなく能動的に頭と口を動かしながら、結果的に自分と対話することを補助してくれる存在こそがコーチなんだと気付きました。


6ヶ月で起こした行動

自身のキャリアを考えるきっかけをもらったことで、いろんな行動に繋がったと感じています。

打算的な目論見とまではいかないまでも、まず1歩目、できたら2歩目と始まりを継続に持っていくことができました。いくつか変化を紹介してみようと思います。

大学院を受験したこと

コーチングを受けている時期と時同じくして、会社の成長を目の当たりにしながら、次のステージに行くための知識と経験が不足していると感じる場面が続きました。

将来どうありたいか、を言語化しようとしたときにロールモデルとなる人をまず最初に思い浮かべてみました。

その中の1人の方と久しぶりに連絡を取ってみたところ、40歳を過ぎてから、大学院に通い技術経営(MOT)を学んでいることを知り驚きました。仕事をしながら、です。

自分が憧れる存在の人が愚直にまだ学びを追い求めていることに衝撃を受けたぼくは、MOTの詳細を知りませんでしたが「ぼくもやろう」と即決しました。

自分のなりたい自分のために、時間とお金を投資することほど贅沢なことはありません。

このアイディアが浮かんでから居ても立っても居られなくなり、2週間というコーチングのインターバルの間に出願まで終わらせてしまったスピード感です。(大学院受験やMOTについてはまた別のブログを書こうと思ってます)

キャリアについて考え、なりたい姿を言語化する過程で出会ったやりたいこと、そこに踏み出せたことに、感謝しています。

人生変わる1歩目。

毎日日記をつけること

自分のキャリアのことをいざ考えようとすると、驚くほど自分のことを知らないということに気づきます。

多くの人が就職活動や転職活動の場面で、自分についての棚卸しと深掘りを経験すると思いますが、日々の業務と生活に追われていると考えることがありません。

よく「時間がない」と言いますが、どちらかと言うと「アイディアがない」の方がしっくりくる状況です。

せっかく何かを考えたり心を動かされても、人間に標準装備となっている揮発性の記憶に頼っていては、積み重なっていきません。

何事も不確実な世の中ですから、考えや学びを積み重ねて、臨機応変に対応できるようになる手持ちのカードを増やす必要があると考えました。

学問に近い話は大学院受験という行動に繋がったわけですが、日々の業務と生活の方が接している時間が長いわけで、そこでの学びを残しておき「自分を知る」ことにつなげようと試みを始めたのです。

それが日記をつけることでした。

結果的に今も日記は続いています。引き出しに考えを入れておく感覚で、取り出すのが楽しみになる感覚です。これを続けて2021年は自分のことを知ってると胸をはれるようになるでしょう。

人生変わる2歩目。

何も考えない時間を作ること

最後に、行動することとはちょっと毛色が違うかもしれませんが、あえて何も考えない時間を設けるようにしました。

これはコーチングを受けている初期からではなく、かなり後半になってからの話です。

業務中は仕事のこと、移動中はポッドキャストのこと、休みの日は家族のこと、と頭の中を常に動いていて、コーチングのテーマであった「自分のキャリア」のことを考える時間をなかなかとれませんでした。

そのことに焦ったりもしたんですが、ある日、車を運転しているときとお風呂に入っているときは何も考えてない=頭がスッキリしていると気づいたんです。

普段コーチングでテーマにあげて会話しているからこそ、リラックスしているときに自然と「緊急ではないが重要なこと」を思いついてアレやコレやと考えをめぐらすようになりました。

この状態を作ると、マイコーチだったらどんな質問するかな?とコーチのなりかわりを自分ですること(セルフコーチング)に至る瞬間があったことが学びでした。いつでもそれができるようになれば最強ですね...

人生変わる3歩目。

他にもいっぱい人生変わるきっかけはあったんですが、時間の都合で割愛しますw


最後に

今回は個人的な内容ではありますが、自分が体験したことをもとにコーチングによっていい感じになる人が増えたらいいなーと思ったので積極的に情報発信していこうかと思いました。

タイトルに「人生が変わった」なんて大袈裟な表現しつつも、実際に人生が変わるのは今後これからの話で、ぼくがコーチングを受けたことをきっかけに、新しいチャレンジをすることに繋がった半年間のまとめの内容です。

これから何かにチャレンジに向かいたいけど、まだまだ曖昧な感じがするっていう人がいたらコーチングはめちゃくちゃオススメです。

でも、忘れないでください。コーチは何も教えてくれません。考えて行動に起こすのは自分なんです。

以上、コーチング万歳ブログでした!マイコーチ、ありがとうございました!!

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