引きこもり大国、日本。
突然だが、
日本はひきこもり大国だ。
サボんな。とか、社会不適合者。とか、はたまた発達○害。とか思わない。てか、私自身が、引きこもり体験者だからだ。
絶賛就活生だった4年の6月。
第一志望である大手企業新聞社のインターンに向かうため、
シャツを着て、意味わからん黒くて真っ直ぐなスカートを履き、
ジャケットを羽織ったところで体が動かなくなった。
ベットに横たわる。意識はある。焦りだけが募る。
早く出なければ。
この時間に出なければ電車に乗れない。
もう間に合わない。
そして電車の時間を部屋の時計で確認した時、
なんかどうでも良くなった。
記号を見るかのように爆速で進む時計をベットから眺めていた。
その日は特にインターン先から電話が来ることもなかったが、
一応、後日謝りの電話を入れた。
(うちみたいな人気の会社の)インターンをドタキャンする就活生は初めてだと名誉の言葉を頂いた。
それから約半年。私は流れる年月をほぼ6畳の自分の部屋で過ごした。
それからはまじで1日が短かった。
短い針が2周するだけで1日終わるんだぜ。
起きた時に、時計が6時で外がオレンジだったら、
朝焼けのオレンジなのか夕日のオレンジなのか、見分けがつかなかった。
お腹が空いたタイミングで冷蔵庫を漁り、何もなければ食べないかコンビニへ溜めてあったお年玉から買いに行く。
そして食べるたびに思う。
これが最後のご飯だ。
これを食べて死のう。
最後の晩餐が味噌汁だったりヨーグルトだったり、
はたまたファミチキだったりした。
そして食べ終わって、
「さすがに食べ終わりだとモノ出てくるから後処理迷惑かけるしやめよう」と3時間ほど横になり、そのまま寝て起きて、お腹が空いて食うを永遠半年繰り返した。
自の堕落である。
しかし、今思い出しても、あの絶対死ぬ。それは今じゃないが。の状態がずーっと続いていたメンタルは苦しかった。
次のnoteではどのようにして引きこもりから抜け出したのかを書いていく。