風を食べる。
ニュージーランドのミルフォードサウンドで,クルージングの旅をしたときのおはなし。
旅行記をつらつらするという方法もあるけれど,今回はちょっと,詩風に。
一貫性のない言葉が並びますが,当時,本当に素直に率直に感じたことをそのまま記録したら,なんとなくリズミカルなものになっていました。今でも昨日のことのように思い出せる,そんな言葉たちです。
風を食べる。
風を食べる
風食べ放題
ちなみに紅茶も飲み放題。
オレンジフード
脂肪がはためく
さっきまでは鳥やったから。
髪の毛はボサボサ、唇はパリパリ
滝に打たれて叫び出す。
アザラシのお昼寝
イルカのジャンプ
私もジャンプをしたくなる。
ジャンプしたら前に進み
バンザイしたら回転した。
どこまでも美しいU字谷
可愛いボートにも惹かれるね。
手を振り返してくれた人は
きっと優しい心の持ち主。
雨の予報も嘘のよう
降らなくてほんとにラッキー。
みんな思い思いに風を受ける。
仲良しで可愛い老夫婦もいる。
強風やのに皆んなは可愛い。
自分らは笑いに走る。
風が鼻に直接入ると、
びっくりする
テンションが高くなる
はしゃぐと声も高くなる
笑いすぎてお腹が痛い
バシバシあたる髪も痛い
なにもかも忘れて、
真っ白になったら、
すっごく楽しくなってきた。
もうほんとに、
帰りたくないよー!!
総じて、最高!!
この時私は本気ではしゃぎ,笑い転げていました。子どものように。
絶景と強風。自然はこれほどまで人間を楽しませてくれるものなのかと。
この言葉を読んだ他のひとにも,この旅の面白さが伝わるものであるといいなあ。
photo location: ニュージーランド ミルフォードサウンド
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