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【読書感想文・コクヨの結果を出すノート術: たった1分ですっきりまとまる!(コクヨ 著)】
「コクヨの結果を出すノート術: たった1分ですっきりまとまる!」の紙版を読みました。
ノートの使い方について、知識の更新をしていませんでした。先日出張があり、移動中に読もうと思って買いました。
本書を読んで、
ノートっていろいろな使い方があるんだな
と改めて思いました。本書は、方眼ノート、横罫ノート、無地ノート、の3つのタイプのノートについて、それぞれノートの使い方を提案してくれています。社員さんの使い方の特徴を抽出して、合わせて50の方法が記載されています。
本書には、「ノートの使い方」も豊富にありましたが「ToDoリストの書き方」などにも記述があり、「ノートを効率に使うことで、時間管理、アイディア管理などをより高効率化しよう」というコンセプトのもと書かれた本だということがわかります。
50あるノート術の中でも、自分が「これはやってみよう」と思ったことは
・ メモはノートの初めから、アイディアはノートの終わりから
・ 各ページに日付とタイトルをつけ、データとして残す(保存期限を決める)
の2つです。
自分はズボラな方なので、全て1箇所に書く方が合っていると思っています。そして、ペンの色などもあまり気にしたくありません。
ですが、メモとアイディアについて、分類する方法は非常に苦労していました。二つの異なる記録媒体を持っていないと分類が難しいからです。
それを解決してくれるのが、1番目のアイディア。これは使えるな!と思いました。要するに、「ノートを、目的別に、2方向から使う」ということで、その方法は至ってシンプルで、「2方向目はノートを逆さまにする」だけです。そうすると、めくる方向も一緒だし、最後は字が逆さまになった見開きの状態で終わる?感じです。
ズボラな自分にとっては、非常に有効な手段と思いました。
二つ目は、記録として非常に重要と思いました。実験や、数式を取り扱ったときは、そうしていましたが、アイディアそのものに関してはあまりそのようなことを習慣にしていませんでした。また、電子化していなかったので、過去のアイディアに立ち戻ることもあまりできていませんでした。日付とデータ化をすることで、アナログなアイディアもアクセスしやすくできる、と思いました。そうすることで、思考もより整理しやすくなるのかな、と思いました。
ノート術は十人十色とおもいます。本書は一人の価値観によって書かれたものではないので、本書からのいろいろなアイディア、組み合わせを自分に応用できるとおもいます。ノート術の知識をつけたい、という方におすすめかな、とおもいます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。