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【遊び方】しりとりカラオケ

今日は新シリーズ・新しい遊び方についてです。

これは、僕が勝手に編み出した遊び方を自分で実践してみて、実際にどれぐらい楽しかったのかをお伝えします。休日の過ごし方にマンネリを感じている方は、是非とも試してみてください。

僕はたまに、歌が上手いわけでもないのに1人カラオケに行くのですが、その日も2時間ぐらい歌ったら、歌いたい曲がなくなってしまいます。そのくせ、フリータイムで入ってしまったため、すぐに帰ってしまうのももったいないです。

そこで思いついたのが、しりとりカラオケ!

自分が歌う曲名の尻文字を繋げて歌っていけば、強制的にいろんな曲を歌うことになります。「この曲歌う気なかったけど、歌ってみるといい曲だなぁ~」とか「そういえばあの曲歌いたいけど、尻文字に『あ』がつく曲って何があったっけ?」など、ただ歌う以外の楽しみが増えます。カラオケ頭脳派ゲームと言ってもいいでしょう。

暫定の守らなければいけないルールを確認します。

①曲名の尻文字からはじまる曲を選曲し続けること。

②「ん」がついた曲を入れたら、その時点で終了。

③歌を歌っているときに選曲すること。

④同じ曲を選曲しないこと。

⑤濁点は許容して進める。

このルールのもと、進めていきます。『だ』で終わった場合、『た』でもオッケーということにします。早速、その時歌ってた曲の尻文字から次の曲を選曲してみます。ここからは歌う体力だけでなく、自分の知識も大事になってくるしりとりカラオケ。まずはこんな感じで進んでいきました。

奇跡の人/関ジャニ∞
ともだち/SHISHAMO
チェイン・ギャング/ザ・ブルーハーツ
クリスマスソング/back number
クリスマスイブ/山下達郎
ふたりごと/RADWIMPS
どんなときも。/槇原敬之

クリスマスが2回続いてしまうという(笑)。アーティストが見事にばらけるので、歌いつくしている感覚があります。この調子でいくと、結構楽しいかもと思えます。続いてこんな感じで進んでいきました。

木綿のハンカチーフ/太田裕美
ファイト!/中島みゆき
トレモロ/RADWIMPS
ロマンスがありあまる/ゲスの極み乙女。
ルキンフォー/スピッツ
お菓子作り/SHISHAMO
両成敗でいいじゃない/ゲスの極み乙女。
生きてることが辛いなら/森山直太朗

後半になってくると、だんだんとアーティストが似てきます。それでも自分の好きなアーティスト内で歌えているのがとても気持ちが良いです。現代の音楽ももちろんいいですが、ここで太田裕美さんなどの昭和に活躍した人の曲の良さも体の中にしみこんでいきます。まだまだ続きます。

ラストクリスマス/Wham!
好き好き!/SHISHAMO
君曜日/スキマスイッチ
昼顔/クレイジーケンバンド
音楽室は秘密基地/SHISHAMO
超特急/ゆず
運命の人/スピッツ
traveling/宇多田ヒカル

ここで大きな問題が発生します。歌うこと自体がしんどくなってきます(笑)。もう喉が潰れかけています。それにトイレにも行きたくなってるし。そしてあることに気づきます。もしかしたら、永遠に終わらない可能性があることに。僕は歌いながら選曲していますが、Aメロもしくはイントロで次の曲を思いついてしまいます。じゃあ、余裕じゃねぇか(笑)。多分、もっとルールを厳しくしないといけません。そこであるルールを追加。

⑥80点台を下回ったら負け、90点以上出せたら勝ち。

喉が潰れている上に、あんまり歌いなれていない曲を歌っているので、歌のクオリティは下がっていくはずです。僕はずっと80点台なので、それを下回るのなら、それは知識だけのカラオケになっている証拠です。

そしてこのゲームを作るにあたって、大事なことを忘れていました。それは、自分が何をしたら勝ちなのかを考えていないことです。これでは僕が何をしても報われません(笑)。「っていうか、普通に終われよ」って思うかもしれないですが、フリータイムはフリータイムなので、カラオケにいなきゃもったいないんです。僕の地獄はまだまだ続きます。

群青/スピッツ
海の声/桐谷健太
笑顔のおまじない/SHISHAMO
いいんですか?/RADWIMPS
神様、仏様/椎名林檎
魔法のように/SHISHAMO

歌っていくうちに気づいたんですが、僕の好きなアーティストの曲は歌うのが難しい人が多すぎます。早口すぎる箇所があったり、キーが高かったり、そもそも女性だったり。そこで、歌いやすい曲は何かを考えてみました。その時に思い浮かんだのが「海の声」でした。誰かが歌いやすいと言っていたような気がするので、必死になって「う」で終わる曲を探して、スピッツの「群青」を歌います。じゃあ「海の声」で90点以上取れるかというと、歌唱力がそもそも高くないことにくわえ、その曲を歌ったこともないのでとれるはずはありません(笑)。また、地獄ループに入ります(笑)。

25コ目の染色体/RADWIMPS
生きてこそ/Kiroro
空も飛べるはず/スピッツ
ZOO/ECHOES
歌うたいのバラッド/斉藤和義

やっぱり自分の好みで選ぶと、難しい曲が多いなと感じ、のどの痛みと尿意を抑えながら歌うことが続いていきます。だんだんと高い音を出すのが難しくなってきて、ライブで何曲も歌っているアーティストって、本当にすごいなと感心します。斉藤和義さんの「歌うたいのバラッド」を歌っているときなんて、「あぁ、歌うことは難しいことじゃない」という部分を歌いながら「どこがだよ(悲)」と内心思っていました(笑)。まだまだ追い込みます。

driver's high/L'Arc~en~Ciel
言い訳Maybe/AKB48
病院にいく/スキマスイッチ
クリスマスなんて大嫌い!なんちゃって/クレイジーケンバンド
手紙~拝啓、十五の君へ~/アンジェラ・アキ
ヘビーメロウ/スピッツ
ウッホウッホホ/AKB48
僕、実は/SHISHAMO
春の歌/スピッツ

こうなったら70点台でもいいから終わりたい(笑)。うっかりミスは意図的にできないが、歌いにくい曲を選び続けて終わることを狙います。でも手を抜くことはしません。それは、自分に負けてしまっています(笑)。もうここまでくると、何との戦いか分かりません。いや、もともと分かりません(笑)。そしてついに、その時はきました。次に入れた曲がこちら。

高値の花子さん/back number

本当にすみません(笑)。皆さん、「あれ?」と思ったでしょう。そうです。僕は敗北しました。実はこれ、うっかりミスではなく、「もう、俺が負けでいいよ(悲)」という、この苦しみからの解放で、「高嶺の花子さん」を選曲しました。しかし、最後だからこそ、全ての感情を注いで歌いあげました。これで全てが終わりました。

終わった瞬間、負けたくせにすごい達成感に浸りました。結果はどうあれ、ここまでやり切ったことに関して、自分で自分を褒めたくなりますよ。まぁ、お前が勝手にはじめてお前が勝手に苦しんでるんですが(笑)。そしてあることを誓います。

「もう、二度とやらない・・・」

そりゃあ、そうです(笑)。音楽とはこういう風に楽しむものじゃありませんよね(笑)。本当に世のアーティストはすごいです。まぁ、一人というのがきつかったので、誰かとやればもっと楽しくなるかもしれません。皆さんは誰かとチャレンジしてみてください。

僕に歌われた音楽たち、お疲れ様です。

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稲本稲三
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