転職したあと③新しい環境で必ずおきること
■転職先・異動先で必ずおきるイベント
転職をして、半年が経過する。
そして改めて確信したことがある。
転職先•部署異動先などの新しい環境では、ハラスメントをしてくる厄介な人物が出てくる。新しい場所には必ず生息している。そして、その厄介な人物と必ず対峙しなければならない。
そんなゲームのようなイベントが、ほぼ100%毎回発生する。
■生息している厄介な人物の事例
なぜかはわからない。
けど、厄介な人物は絶対に出てくる。
そうなるのは、私だけなのだろうか?
私は新しい環境に異動することが多かったので、事例を挙げればキリがないが、、、
●最近転職した現職。この職場にもいた。意味不明に敵対視してくる。そして、「あなたの発言は意味不明だ」なんて言ってくる。独り言もうるさく気が散る
●前職で社長をしていたとき。配下の部長が私を嫌っていた。「上から決めつけるな!」とか文句を言う。後ろ向き発言をいつも投げてくる。
●本社勤務の際、「給料泥棒だ。その仕事でいいと思ってる?将来考えた方が良い」と教科書に出てくるパワハラがあった。見た目はジャイアン。
振り返ると本当にたくさんある。
正直、わたしはキャラがやや濃いのかも知れないが、攻撃的ではないし、受容度も高いと思う。
何かを強要することもない、他人をおとしめることもない、仕事も普通にしている。
それなのに、ほぼ100%の確率で、ハラスメント系の同僚が新しい環境にでてきて、攻撃をしかけてくるのだ。
不思議である。人生を進ます上でのルールのように感じる。
■厄介な人物との遭遇イベント
遭遇したときは、「またか!」と辟易する。まともな取り扱いができないので、気分的には落ち込む。ストレスも当然ある。
私としては、しばらくの間、その人との関係性に我慢する時期が続く。
けど、そんな厄介な人物はしばらく経つといなくなる。いままでの経験上、ほとんどが、私の周囲からいなくなる。どこかへ、行ってしまう。
サイクルとしては、
「厄介な人物と遭遇 ⇒ 我慢 ⇒ 厄介な人物と別れ」というのが新しい環境では必ずある。
■転職したばかりの職場での厄介な人との遭遇
新しい職場にはコンサルタント出身の鈴木さんという人がいる。
彼は、入社したばかりの私を敵対視してきた。
入社1か月ほどだったとき、全体会議の閉会の際に「最後に、一言いいですか」と私に向かって、「稲盛さん、リサーチばかりではなくゴールを決めてください!このままでは意味がないです」なんて言い放った。
わたしは入社したばかりだったので、ゴールを決める案件はなかった。その発言は「嫌がらせ」に近かった。
それから、「意味不明だ」、「資料が分かりづらい」、「そもそも全然分からない」とか、回答しづらい質問を会議のたびに投げつけてきた。
『厄介なやつだな。またでたな』と私は思った。そして半年が過ぎた。
■そんな厄介な鈴木さんとの別れ
「まだ社内ではオフレコでお願いします。鈴木さんが解雇になります。業務上での横領です。おそらくは戻ってくることはないでしょう」と執行役員からの報告だ。
『おお、やっぱり』と、心のなかで反応した。そして「厄介な人物との遭遇、そして別れ」というサイクルがあることを改めて確信した。
なぜかは不明であるが、ほぼ必ずそのようになるのだ。
■別れの後は、上昇サイクルになる
転職して6カ月が経過した。厄介な鈴木さんとの別れがきた。
過去の経験のなかで、厄介な人物がいなくなると全体的に運気が上がる傾向にあった。
今まさに、前向きなイベントが控えている。例えば、、、
●私が担当している新事業の立ち上げ。顧客の反応はまずまず。
●新居に引越し。いまの持ち家は売却。大幅に利益がでそう
また管理職だった鈴木さんが離脱するので組織変更がある。その管理者になる可能性がでてきた。
まだまだ前職の精神的な傷が完治していない。色々とトラウマになっている
なので、管理者になるのは、ちょっと抵抗がある。
けど、会社が望むのであれば、ありがたく受けるほうがよい。
■人生には傾向がある
人それぞれ、人生において傾向があるのだと思う。気づきずらいが、たぶんある。
新しい環境において、わたしの傾向は
「厄介な人物と遭遇 ⇒ 我慢 ⇒ 厄介な人物と別れ ⇒ 運気上昇」
だと認識している。
今回の転職でも、そのイベントが改めて起きた。
入社前に、そのイベントが起きることを想定していたので、実際に鈴木さんが出現したときに『やっぱり、またか。』となった。
このイベントは、わたしだけに起きることなのだろうか?
それは分からない。。。
けど、転職して6カ月。スピラチュア的な話だけど、あたらしい環境で起きるイベントを改めて確認することができた。
運気上昇は、半信半疑は残るけど期待したい。