稲盛周作

1兆円企業の秘書室の経験をNOTEに残しています。現在は別の一部上場会社に転職。子会社の代表をしています。副業・趣味で執筆活動や子供たちに勉強を教えてます。4児の父です。グロービスMBA取得。

稲盛周作

1兆円企業の秘書室の経験をNOTEに残しています。現在は別の一部上場会社に転職。子会社の代表をしています。副業・趣味で執筆活動や子供たちに勉強を教えてます。4児の父です。グロービスMBA取得。

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100年続く大企業上場企業の社長秘書を3年した。学びが多かったので、キャリアアップ・生活に役立ててもらいたい

ひょんなことから、一部上場企業の社長秘書をすることになった。 もともと、その子会社で営業マンをしており、特に目立つこともなくノラリクラリと仕事をしていた。 そんなある日、「お前、異動決まったから」と部長に半笑いで伝えられた。「ええ、まだこの部署にきて2年ほどなのに、なぜでですか。どこですか?」と質問したところ、「秘書だよ。親会社の社長秘書」と言われた。 晴天の霹靂だ。目が点だ。「なんでぼく?」 そのあと、子会社社長より応接室に呼ばれ、「うまいこと頼むよ。本体の社長秘書

    • 転職した後⑤1年が経った

      1)1年経って成果はゼロ 11月1日で、今の会社に入社してから1年が経った。 時間の感覚は不思議なもので、「あっという間」と思うときもあるし、「やっと1年か」と思うこともある。 いずれにせよ成果はまだない。。。 私が一人でやり始めた人材紹介。 その受注は出そうで出ない。1件でも出れば成果を上げたと少しは言える。けど、まだない。 ある程度、想定していたものの、リアルを突き付けられると悩ましいものだ。 2)それでも昇進する事になった 先日、上司に突然に呼ばれた。

      • 転職のあと⑤人材紹介の事業を始めた

        1)新事業開発部に入社した転職者として 転職してから、そろそろ1年が経つ。 入社して数カ月は、具体的な仕事はなかった。そのため、かなり暇だった。 「このまま仕事がないと辞めるしかないなぁ~」と思っていた。転職したばかりなのに、また転職エージェントにも相談した。 わたしは専門的な職種で入社したわけではなく、「なんか良さそう」という評価での採用だった(と思う)。 専門性に乏しい人が、駆け込みで入社すると「こいつに、いったい何をやらせようか・・・」と取り扱いが定まらない、

        • 転職のあと④転職をせざるを得なかった。その日から1年経った

          1)2023年7月1日に解雇通告から1年経った 「社長を辞めてもらう。次の異動先はない」とちょうど1年前に創業者に宣告された。会社員で解雇を言い渡される人は多くはないので貴重な経験だった。。。 日本企業は社員を解雇できない。なので無理やり勤務を希望すれば可能だったけど、提示された処遇と勤務地は「やめろ」と言っている内容だった。 通告された日から、猛特急で転職活動をした。 転職活動期間は、永遠に転職先が見つからないような気がしたが、2か月で決着できた。ブラック企業からホ

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        100年続く大企業上場企業の社長秘書を3年した。学びが多かったので、キャリアアップ・生活に役立ててもらいたい

          転職したあと③新しい環境で必ずおきること

          ■転職先・異動先で必ずおきるイベント 転職をして、半年が経過する。 そして改めて確信したことがある。 転職先•部署異動先などの新しい環境では、ハラスメントをしてくる厄介な人物が出てくる。新しい場所には必ず生息している。そして、その厄介な人物と必ず対峙しなければならない。 そんなゲームのようなイベントが、ほぼ100%毎回発生する。 ■生息している厄介な人物の事例 なぜかはわからない。 けど、厄介な人物は絶対に出てくる。 そうなるのは、私だけなのだろうか? 私は新

          転職したあと③新しい環境で必ずおきること

          転職したあと②前職の同僚と近況報告。転職してよかったと改めて思う

          ■紙一重で社長を継続中の立花さん 「稲盛さん、ご無沙汰しております。相変わらず、ストレスがすごいです。多くの人が入れ替わりましたよ」 私は、半年前まで子会社の社長をしていた。立花さんは別のエリアの社長だ。いまも奮闘している。久しぶりに恵比寿でランチだ。 「最近どうですか?」と私が聞くと、苦い顔をしながら話してくる。彼は身長160cmで小柄で童顔だ。400人の組織の社長には全く見えない。 「私も社長をクビになりかけました。紙一重でした。やっぱり、この会社はきつ過ぎる。今

          転職したあと②前職の同僚と近況報告。転職してよかったと改めて思う

          転職したあと①新しい会社での仕事がスタート

          ①入社して一か月経過。仕事はまだない 「新しい案件をお願いします。すぐに忙しくなりますよ」と言われた。 そこから、すでに一か月が経過する。 事業開発の部署に配属された。部署の特性からして、ルーティーンはない。まったく無い。 「人が足りないので、来ていただけると助かります」と入社前にあったが、どうやら、そうではないようだ。 ということで、時間が有り余っている。 ②転職すると初めの三か月間が苦しい 今回は2回目の転職である。一度目の転職は、「やばい会社にはいってしまった

          転職したあと①新しい会社での仕事がスタート

          45歳の転職活動⑬まとめ・所感

          ①40歳で初めての転職。創業社長の秘書になった。想像と全然ちがった。2018年のこと。 5年前、40歳で2社目に転職した。上場したての急成長企業の創業者の秘書のポジションだ。大企業での社長の秘書経験が買われて採用された。 1社目が1兆円企業だったので、500億円企業の2社目は規模が小さい。「500億円の規模なら楽勝だな」と考えた。 ただ、大企業の社長とは異なり、創業社長は全然違った。 個人で1000億円ほどの資産を0から作った創業者社長。その行動様式や日常生活は大企業

          45歳の転職活動⑬まとめ・所感

          45歳の転職活動⑫次の働き先、本番はこれから

          ①エージェントの過剰なおすすめ 「海外事業に携われる事は将来のキャリアの厚みになります!」 「大手で実績を積むことで、さらなる高みを目指せます!」 30分にわたり、R社経由で内定をもらっている素材メーカーが、転職先として、どんなに素晴らしいかを語ってくる。 私にとっては全く響かない。 エージェントも商売なので、「私のことを第一には考えてない」と思う。 頭の中では、「今回は、年収が1000万円だから、手数料は300万円。今月は予算達成だ。ボーナスも増える」と考える。

          45歳の転職活動⑫次の働き先、本番はこれから

          45歳の転職活動⑪辞表提出と内定の追加

          ①ABC社 社長への謝罪の連絡 素材メーカーから内定が出た。辞める意向を伝えるためにABC社の社長に電話をいれた。 「大変申し訳ないのですが、家庭の事情を考えると、このまま辻堂での勤務は難しい。年収も大幅に下がったので、別の会社を探します」 正直、嫌味を言われるかと思った。「おまえ、もう辞めるのかよ」と。 しかし、ABC社の社長は、 「稲盛さんの決断です。残念ではありますが承知いたしました。私でも同じ決断をすると思います」と優しく回答してくれた。 「それだけ年収下

          45歳の転職活動⑪辞表提出と内定の追加

          45歳の転職活動⑩左遷異動と最終面接の結果

          ①ABC社への異動 初めての勤務 ABC社のある辻堂での勤務だ。遠い。辻堂駅に着いた後、バスに乗る。通勤時間は1.5時間である。 わたしは、2名の子供の保育園への送りを担当している。その送りが終わってから通勤すると出社時間の9時を過ぎる。 そのため、時差出勤にしてもらった。時差出勤にしても、慌ただしさがある。重たい気持ちで電車にゆられる。 ABC社に到着する。 ABC社の社長に電話をいれる。入館カードがないので中に入れない。 「つきました」と連絡すると、さっそく出

          45歳の転職活動⑩左遷異動と最終面接の結果

          45歳の転職活動⑨結果待ち期間とABC社へ異動

          ①最終面接の結果待ちと社内ニート 最終面接が終わった。あとは結果を待つだけだ。引き続き応募は継続している。1件も通らないけど。 ひとまず転職活動のシーズン1は結果待ちとなった。シーズン2が無いことを願いたい。 一方、現職である。社内ニートが半月ほど続いている。夏休みがあったものの、2週間は在宅勤務という名のニートである。 のらりくらりという訳にもいかず、次の異動先の候補であるABC社の社長と面談することとなった。 ②ABC社の社長との面談 ABC社は主要子会社のひ

          45歳の転職活動⑨結果待ち期間とABC社へ異動

          45歳の転職活動⑧いよいよ最終面接

          ①8月中旬。お盆空けの最終面接 三連続での最終面接である。「木、金、月」の3日連続である。ここが今回の転職活動の天王山である。 相変わらず書類は通らない。そのため持ちネタは増えていかない。 なんとか、下記の3社で決めたい。 1素材メーカー 2インフラメーカー 3ヘルスケアサービス企業 最終面接なので気合が入る。ホームページから中期経営計画を印刷して、赤ペンを引いて「自分の経験」と「会社が求める人材」の共通点を探していく。 エージェントは「最終面接は、すでにスキル確認

          45歳の転職活動⑧いよいよ最終面接

          45歳の転職活動⑦転職活動中の夏休み

          ①不安を運びながらの夏休み 8月5日から、子供4人を連れて、出雲市への旅行だ。 「飛行機に乗りたい」と子供が強く言ってきた。そこから、大自然で心が癒える場所が良いと妻が考えてくれ、出雲にいくことになった。 3か月前に予約をしたときは、今のような社内ニート状況になっていると想像すらない。 感覚的には離職中。節約したい気持ちである。 三泊四日で50万円ほどになる。 ただ、4人の子供を連れていると気もまぎれる。せっかくの夏休みだし、満喫したいものだ。 ②不安があると、旅

          45歳の転職活動⑦転職活動中の夏休み

          45歳の転職活動⑥冷たい人事部と次の異動先の候補

          ①人事部からの突然の電話 8月1日から社内ニートになった。3日が経った頃、突然人事部から電話があった。 評判がよろしくない人事本部長の山本さんである。 電話をでると開口一番「あなた、今、何やってるんですか?」と言ってくる。強い口調だ。 「なんだよ、いきなり!」と思いつつ、「在宅勤務をしています」と回答する。 「仕事あるんですか?」とツメてくる。 「残務処理をしたり、資料を読み込んだりしています」と一応、仕事をしていると回答する。 「それで仕事と言えるんですか。も

          45歳の転職活動⑥冷たい人事部と次の異動先の候補

          45歳の転職活動⑤知人を通した転職案件

          ①友人からの紹介 子会社社長のクビを宣告された日に、友人にLINEを入れた。すると、明日飲みに行こうなった。 恵比寿の居酒屋で、「俺、社長クビになったんだよ。なので辞めるんだ」と話すと、「じゃ、いい会社あるよ」と2つの会社を紹介してくれた。 「今、メッセージ入れてみる」と、友人はビールを片手にそれぞれの担当者にメッセージを入れてくれた。 2社とも興味を持ってくれた。そして、「早いうちにぜひ会おう!」と言う話になった。ありがたい話である。 「40歳を過ぎたら、紹介で転

          45歳の転職活動⑤知人を通した転職案件