AIに仕事は奪われてしまうのか?
コンピューターの発達により、AIやシステムが私たちの生活にどんどん溶け込んできていることを皆さんも気づいてきていると思います。5年後、10年後になれば、今よりももっとそんな状況は増えていくでしょう。
そんな話を聞くと、「私たちの仕事はAIに奪われてしまう!」「仕事がどんどん減る!」と呟くなる気持ちも分かります。しかし、人にしかできない仕事に集中できたり、私たちがやりたい事をやれる時間とエネルギーをAIによって得られるという捉え方もできます。
AIやシステムによって奪われる仕事もあります。しかし、人にしかできない仕事はなくならないはずです。それは何なのか?を少し想像できたり、予測を立てられる人は今、自分が、何をすべきか分かるはずです。そこから新たなアイデアを生み出せる人もいるでしょう。
人はすぐに「とった、とられた」で争ってしまいます。そうではなく、いかに「共存」をするかが大切です。AIが得意なことはAIに。人にしかできないことは人がやる。お互いの良いところを「共存」することで、私たちの生活はきっと豊かになるはずです。
AIに任せて、人は人にしかできない事をしよう
よりこれからは、「人にしかできない仕事」が求められていくはずです。そんな人が魅力的になる時代になるでしょう。0→1を創り出すアイデア(想像力)かもしれません。今出来上がっているプラットフォームを利用して新たなサービスや製品を作り上げるアイデアと行動力が求めらていくかもしれません。
決まった事を、決まった型に仕事をするのはAIやシステムに人間は絶対に勝てません。人間の「根性」を舐めるなよ!という人もいるかもしれませんが、人間は寝なくてはいけません。ご飯も食べなくてはいけません。AIやシステムは電気と、通信環境があればストップをかけるまで24時間眠ることもなければ、食事を摂る時間もいりません。人間みたいに文句も言いません。そして正確かつ迅速に業務を行います。ここまで聞いて勝てると思いますか?人間よりもAIが得意な仕事はどんどんAIへ代替されていくでしょう。
そこで、「人間の仕事がAIやロボットに奪われてしまう!」と悲観的になってしまう人もいるでしょう。しかし、AIに仕事を任せられれば、人間が有効に使える時間、自由な時間が増えるという考えも出来ます。話がずれてしまいますが、ベーシックインカムが導入されて、働かなくても必要最低限のお金がもらえる将来になるかもしれません。
AIやシステムが発展し、私たちの生活に溶け込めば溶け込むほど、今まで普通にあった仕事がAIに奪われていきます。無駄は省かれ仕事の効率は上がるでしょう。そうなった時に何が残るか、それはAIが代替できない仕事が残ります。そして今までなかった仕事を人間が新たに生み出すしかないです。
「AIに仕事が奪われた!どうしてくれるんだ!」と嘆くのか。それとも、「もしかしたら今までやってきた仕事って人がやらなくてもよかった仕事じゃなかったのかな?それはAIやロボットに任せて、俺の好きなことしよ!この趣味を極められる!」とAIと共存するマインドを持って行動できるかで人生は大きく変化するでしょう。
AIに代替できない存在となる
私たち人間は仕事を奪い合う相手は人間でしたが、これからはAIやロボットと人間が仕事を奪い合うことになるのは、ここまで読んでいただいてなんとなく分かっていただいと思います。そうすると、よりレアな、より希少価値のある存在になることが人間に求められていきます。
『AIに代替するには複雑すぎる!この人がやっている事をロボットに置き換えるシステムを作ったらコストが高すぎる!こんなアイデアはこの人にしか出せない!』そんな存在になれるとその人の価値は高いでしょう。そんなレアな人間は今までも価値は高かったです。しかし、今まで以上にそんなレアな人間の価値は上がっていきます。注目度は上がり、お金もどんどん集まってくるでしょう。
それじゃ、そんなレアケースな存在にどうやったらなれるの?そんなの才能が必要なんでしょう?と嘆く人いるしょう。しかし、実はそんなに難しいことでもないんですよ。探求する力と、継続する力があれば誰でも出来ちゃうんです。しかし、人間って頭で分かっていても行動できない生き物ですよね。なおさらそれを継続するとなったらもっとできない人は増えますね。
でも、ほとんどの人が行動できない。ほとんどの人が継続できない。見方を替えると継続できるだけで数パーセントになれちゃうんですよ。そしてそれを1つだけではなく、2つ、3つ持っていたら?掛け合わせることで「あれ?俺ってレアケースの人間になってるのか?」となってるんです。この話はまた別の機会でお話したいと思いますのでお楽しみに。
AIに代替される仕事もあります。しかし、今までなかった新しい仕事も絶対に生まれてきます。何回も言いますがAIに仕事を奪われたと嘆くのか?それとも自分にしかできな仕事や存在になるのか?
『自分の好き』を持っている人が存在感を増し、『好き』でお金を稼げる社会により移り変わっていくと私は思っています。多くの人が『好き』だけで楽しく生きられる社会になったらとっても素敵ですね。
参考図書
10年後の仕事図鑑
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