24式太極拳を覚えよう -導入① 歩型-
24式太極拳を覚えよう
みなさんこんにちは!太極拳の先生、イナミです。
今回は24式太極拳を覚えるための導入段階として
上のYouTube動画でも説明した『歩型(ほけい)』について説明します。
太極拳では脚の形、立ち方のことを歩型と呼んでいます。
早く24式を覚えたいのに
なんで歩型なんてやらなきゃいけないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
太極拳を覚えるにはこの『歩型』を理解することがいちばんの近道なんです。
詳しくはこちらの記事から↓
24式太極拳に出てくる歩型
太極拳には様々な歩型がありますが
24式の場合は4種類の歩型が出てきます。
逆にこの4種類さえ覚えてしまえば
24式太極拳の脚は覚えられたもの同然です。
①弓歩 gong bu
太極拳においていちばん大事な歩型と言える弓歩。
24式太極拳においては10個以上の技が弓歩でできています。
弓歩は前の膝が曲がり、後ろの脚が伸びているこの形を指します。
ポイント
●曲げた脚の膝がつま先を越えない
●後ろの脚のつま先は45度外へ向く
●両脚は一本橋に乗らない
②虚歩 xu bu
次に大切なのが虚歩。
24式太極拳では5つの動作にこの虚歩が入っています。
虚歩は後脚に体重を全て乗せ、前の脚は軽く前に置いたこの形を指します。
ポイント
●体重は後脚100%、前脚0%(筋力の低い人はもう少し前に乗せてもOK)
●前脚のかかとは少し浮く
●後ろの脚のつま先は45度、膝はつま先と同じ方向へ向ける
③仆歩 pu bu
④提膝 ti xi
他にも24式太極拳ではこのような2つの歩型が出てきますが、仆歩は1つ、提膝は2つだけ。
この二つの歩型については、少し難しいので各技の際に解説します。
各歩型の細かい解説は動画中で行っていますので、そちらをご覧ください。
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