やらかしちまった・・・
JR仙台駅にて
先日、出張で仙台へ行ってきました。
その帰り道・・・
前日から、仙台は雪が降っていました。
本来ならば14時頃にやむ予定が、夜になっても続いてました。
翌朝外を見ると、それなりに雪が積もっていました。
5センチくらいでしょうか。
私たち道民にとっては、何気ない景色。
「あぁ、少し積もったんだなぁ」
くらいに思っていました。
出発の準備をし、朝食を食べ、予定より早く準備が完了したので、1便早くJRに乗ることができる時間に駅へ到着。
朝の7時30分。
比較的人が多くない印象でした。
出発の時刻になりました。
しかし、電車は現れず・・・
少し遅れているのかなぁと思いながら待ちました。
徐々に増えてきた、電車待ちの人々。
少ししてから、アナウンスが入ります。
「◯時◯分発の何だか線の◯◯行き(上手く聞き取れず)につきましては、停車中の車両へご乗車ください。」
そっちも遅れているんだなぁと思いながら、こっちの電車を待ちました。
そして、30分くらい待ちました。
その間何度か場内アナウンスがありました。
「〇〇線以外は、全線大幅な遅れが出る見込みです。復旧の見込みは立っておりません。」
私がこれから乗らんとしているのは、一体何線なのか?
大幅な遅れとは、どれほどのなのか?
ネットで調べながら車両の入線を待ちましたが、一向に来る気配がありません。
そうこうしているうち、私が乗らんとする便の電光掲示が消えました。
いよいよ来ないのかもしれないと思い、JRでの仙台空港入りを諦めることにしました。
JR仙台駅をあとに
調べてみると、どうやら地下鉄の空港への乗り入れは無いようでした。
また、バスはありそうなのですが、ネット上ではよくわからず・・・
Googleマップさんも、バスの選択肢は出してきません。
これは、いよいよタクシーか・・・
本来乗るつもりであったJRの便の定刻を少し過ぎるくらい駅で待ちましたので、ここからはかなり時間勝負です。
タクシーに乗るのは良いが、乗っても時間がかかりそうだし、そもそもみんな考えることは同じか?と思いながら、駅外のタクシー乗り場へダッシュ!
すると、案の定タクシー待ちの列が・・・
結果として、ここでまた30分近く待ちました。
その間、宮城テレビの方の取材を受けました笑
Q:これからどちらですか?
A:北海道から来たのですが、これからフライトで帰ります。
Q:JRが止まっているからタクシーを利用とされているのですか?
A:はい、そうです。
Q:北海道の方ですと、これくらいの雪はたいした量でないですよね?
A:はい、なんで交通が麻痺してるんだろうと思う量です笑
ざっとこんな感じのやり取りをしました。
フライトは9時30分。
タクシーが来たのは8時30分。
残り1時間です。
Googleマップさんには、車での所要時間が30分弱と表示されていました。
ようやく乗り込んだタクシー。
運転手さんが開口一番、「今日は、雪の影響でいつも以上に時間がかかります。」
その後の運転手さんとのやり取り
私:まぁそれは仕方ないですよね〜
運:飛行機は何時ですか?
私:9時30分です。
運:9時半・・・
乗車中は、暇なので運転手さんと他愛もないやり取り笑
乗車してから30分くらい経った頃、運転手さんが
「通常の倍くらいかかっています。このままだと厳しいので高速を使いますか?」
ありがたく、素晴らしい判断っ!!
当然にお願いをしました。
仙台空港到着
そんなこんなで、ようやく辿り着いた仙台空港。
到着したのは、なんと9時17分!!
そして、タクシーへの精算を終え、小走りで保安検査場へ!
9時20分頃、走ってきた姿を見た保安検査場の係員さんが、
Q:何時ですか?
A:9時半です。
Q:えっ!? 航空会社のカウンターへ行かれましたか??
A:いいえ。
通常、フライトの20分を過ぎると入場できないはずなので、その確認だったのでしょう。
でも「とりあえずやってみましょう!」とQRコードをかざすと認証されました!
アクセスする公共交通機関の麻痺が認識されていたからでしょうか?
おそらく、多くの方がこうして飛び込んできているのでしょう。
保安検査を大急ぎでクリアし何とか間に合うかと思いきや、場内の案内表示を見ると、なんと一番端っ汗
ものすごい走りました汗
走りながらあることがよぎりました・・・
トイレに行きたい・・・
我慢せず、立ち寄ることにしました笑
用を足し、搭乗口が見えたのが9時27分。
そこの搭乗口担当のグランドさんが「9時30分発仙台行きの最終のご案内です。」
その方が、遠くではあるが視界に捉えていたので、走りながら全力で手を振る笑
「私、乗りまぁ〜すっっ!!」という全力アピールw
もう一度QRコードを認証させ、最終のゲートを通過・・・
ふぅ〜、これで無事乗ることができると思いきや、何と1階へ降りてタラップ車から乗るタイプ!!
ここからも、またダッシュ!!
オンタイム
タラップ車の階段も猛ダッシュで上がり、機内へと足を踏み入れたのがちょうど9時30分・・・
ついにやってしまった・・・
これまでも、定刻ギリギリに乗ってくる方や、搭乗口に向かって爆走する方を度々見てきた私。
正直、何でこんなことになるんだろうと思っていましたが、こういう時になるんですねっ!!笑
オンタイムで出発させることが至上命題の航空業界。
チーフパーサーがお待ちだったので、「申し訳ございません。」と私が一言。
笑顔で「とんでもございません。」と返ってきました。
「とんでもございません」という日本語に違和感を感じながら、とてつもない温かさを感じました♪
若干気まずい視線を乗客とCAさんから感じながら、席を探して小走りに通路を進む。
羽の真上が私の席。
いつもより、そこまでの距離が長く感じました笑
自然のことなので、全てが私のせいではありませんが、「やらかしちまった」お話しでした!
ちなみに、私の後に2名ご搭乗されましたので、きっと私と同じ境遇だったのでしょう。
仲間の存在に感謝です笑
以上です。
思いのほか長文となってしまいましたが、良い思い出として全てを書き連ねました!
本日も、ご覧いただき(お付き合いいただき)ありがとうございました!