温故知新 No.9 〜PTA活動編
みなさん、いかがお過ごしでしょうか!?
私はいつも、読書を主軸に色々書いています。
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今回は、「温故知新」(おんこちしん)シリーズ。
・古く(以前)からあるものを形骸化させず、いかにして現代の人々へ適用させていくのか、
・改めてその団体の意義を感じ、みんなで楽しむことができるのか、
ということを私自身のテーマにして取り組んでいる
・自治会活動
・PTA活動
についてご紹介していきたいと思います。
今回 は、PTA編です!
私たちのPTAは、
会費ゼロ
参加”しなければならない”会議ゼロ
上部組織への上納金ゼロ
学年/学級単位でやらなければならないことゼロ
学校の先生の仕事”ほぼ”ゼロ
そしてテーマは、
『やりたい人が、やりたいことを、やれる範囲で』
まず自分たち大人が楽しんで、義務感なく取り組む姿勢を子どもたちにも、そして学校の先生方にもお見せすることができれば、
「旧態依然とした”しなければならない”地獄」
から真に抜け出せるのではないかという仮説を持って取り組んでいます。
久々の役員会
前回5月に開かれた役員会。
ほぼ3か月くらい開店休業中でしたが、絶対にいつやらなきゃいけないと決めていないのが私たちのユルさですw
なんせ、『参加しなければならない会議ゼロ』なので、役員会でも全員集まっていませんw
来れる人だけ来ています!
今回の議題と結論はこんな感じでした。
①廃品回収小屋
ずいぶん昔にPTAで建てた小屋が学校敷地内にあります。
これを、活用して廃品回収をしているのですが、この小屋の解体の具体的日程が決まりました。
その後の代替方法については、スーパーハウス的なものを買う方向で決定しました。
10月に解体が決まったので、ぼちぼちと買うものを定めていきたいと思います。(ツバをつけていたものがあったのですが、取られたみたいw)
ちなみに、廃品回収している資源は、
・ダンボール
・アルミ缶
・雑誌類
・新聞紙
です。
『会員から会費ゼロ』なので、この売り上げが主な収入源となっています。
②会員からの意見募集二次元バーコード
せっかくすべての保護者をPTA会員として位置付けている以上、会員の皆様の主体的な意見を積極的に聞いていく仕組みを整えたいと考えています。
そのための方法として、ご意見箱的に二次元バーコードを周知していくことに決定しました。
今月スクールフェスティバルがあるので、まずはそこでPRしていくことになりました!
「スクールフェスティバル」とは、いわゆる学校祭と芸術発表会(学芸会)的な位置付けのものですが、高校の学校祭のような感じで、各教室でさまざまなものが同時多発的に動いていく学校行事です。
募集する意見は次のとおりとしました。
会員が主体的にやりたいこと
役員の申し込み
その他自由記載
1.は、役員に「やって欲しい」と言うのではなく、会員自らの「やりたい!」を募集するものです。
マンパワー集めや、場合によっては資金提供をPTAがすることも考えたいと思っていますが、この辺は出てくる意見次第ですね!
2.は、今までエントリーの仕組みがなく、やめた方はいても新たに入ってくる方がまだいないので、この辺を仕組み化していこうと考えました。
いつでも入れて、いつでも辞められるのが役員会の特徴です。
3.は、いろいろ文句を言われそうですが、何か建設的な議論のきっかけになれば良いなぁと考えていますw
③PTA主催イベント
去年は落語会をやりました。
テーマは、『本物と出会う』
本物に触れることで、新しい自分、新しい世界に出会い、自分自身の価値観を広げるきっかけを子どもたちにも、そして保護者の皆さんへもお伝えしていきたいなぁと考えています。
今年は、地域にあるまちづくり会社や、スポーツ振興を目的としたNPO法人へ事業を委託できないだろうかという話になりました。
これまで意外とある様でなかったイベントの「委託」。
ただお金を払ってやってもらうのは向こう的に聞こえが悪いかもしれませんが、私たちはなかなか面白いなぁと思っています!
しっかりお金を支払って、新しいビジネスの種になりはしないかと私は思っています。
実は自治会でもこの仕組みで何かできないかと考えていました。
地域にお金を回し、私たちには知識と元気をもらうビジネスモデル・ビジネスサイクルを作ることができないかということです。
まだまだ妄想ですが。
④コミスク
最後に会長の方から、
「明後日コミスクがあるけど、PTAとして何か発言したいこと/考えたいことはあるか?」
という投げかけがありました。
「コミスク」とは、コミュニティ・スクール、学校運営協議会の略称として使われている言葉です。
(厳密にはコミスク=会議をすること/会議の名前ではないのですが、そのように私を含めみんな使っています。)
「学校運営協議会」とは、簡単にいうと地域や保護者が学校運営に参加し、学校と地域が一体となって子どもたちの教育に取り組む仕組みです。
逆に、地域の意見を反映させたり、地域資源を活用した教育活動を行うことで、学校運営の透明性や地域とのつながりを強化することも目的とされています。
つまり、子どもを真ん中において地域・保護者側、学校側双方のメリットも生み出す仕組みとして国が作ったものです。
私たちは昨年度、「家庭学習に関する調査」をPTA独自で行いました。
きっかけは、学校側が児童生徒に対して宿題を出すことを原則禁止しているということ。
学校側から提供される課題が、マストでやらなければならないものと誤解されている保護者がいるため、学校側の考え方を浸透させるために実施したものです。
先生に言われてやらねばならないものではなく、子どもたちが主体的に取り組むことを保護者が支援するという流れにしたいなぁと考えています。
しかし、これがなかなか学校の先生方の口から言えない。
そこで、PTAとして、というよりはむしろ保護者の立場として、今後どの様に取り組んでいけば良いのか、各家庭で考えるきっかけを提供できないかという発想で実施しました。
こうした地域や保護者が本来やらなければならないことが、あたかも学校の仕事かの様になっているものがあるのであれば、この辺を少しずつ剥がしていきたい、つまり本来収まるべきところに戻したいと考えています。
この辺の想いを、コミスクでもお話しいただけるよう会長へ託しましたw
むすびに
久々の集まりで、まぁまぁ議題があったのに、割とスムーズに終えることができました!
このチームでの取り組み期間もだんだん長くなってきたので、結構阿吽の呼吸感が出てきたのかな??
テキストばかりで、かつ、長文となってしまいましたが、今回もお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
※今日のヘッダーは、和田のりあきさんの作品を使わせていただきました!ありがとうございました!!