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部活動地域移行とは? 〜部活動地域移行編No.4

みなさん、いかがお過ごしでしょうか!?
私はいつも、読書を主軸に色々書いています。
↓↓↓

今回は、「温故知新」(おんこちしん)シリーズ。
・古く(以前)からあるものを形骸化させず、いかにして現代の人々へ適用させていくのか、
・改めてその団体の意義を感じ、みんなで楽しむことができるのか、

ということを私自身のテーマにして取り組んでいる
・自治会活動
・PTA活動
・部活動地域移行

についてご紹介しております。

今回は、部活動地域移行編です。
古くからある「部活動」を未来の形(あるべき姿)へバージョンアップするプロセスをお伝えしていきたいと考えます。



部活動地域移行を考える!

これまでの振り返り

前回までの内容 #2・3について少し振り返ります。
なんだか、私の頭の中でもごちゃごちゃになってきましたのでw汗

#2では、「部活は、 ”必ずしも” 学校の先生の仕事ではない」ということを、
#3では、「学校の先生から部活を手放すことで、逆に色々いいことがたくさん出てくる可能性」
について触れてきました。

メリデメの検討

#2・3を踏まえ、今回は「部活動地域移行」のメリット/デメリットを私なりに考えてみたいと思います。

まずは、改めて「部活動地域移行」の定義を確認します。
(私の解釈を含めて)

これまで主に学校の先生がメインで担ってきた部活動の指導並びに事務作業を先生(学校)の手から離し、地域にある既存団体などが担うように移行させること。

#2・3で書いてきたことの ”まとめ”+α

この「移行」を現実化させるためには、さまざまな課題があると考えられています。
#3では、 ”良いこと” があるという "可能性" に言及しましたが、当然に良い事だけではありません。
それを、具体的に、かつ、私なりに整理してみることにします。

メリット

  • 子どもの選択肢拡大: 地域の様々なスポーツクラブなど既存団体との連携により、自分の興味関心に合った活動を選択できる可能性が高まります。言い換えれば、多様なスポーツに触れる機会が増える可能性を高めることで、子どもたちの育ちを支援することができます。

  • 多様な指導の受け入れ: 学校の部活動では、指導者=学校の先生の専門性や指導方法が限られる場合があります(いつも専門性のある先生が担当するとは限りません。)が、地域移行により、多様な指導者から専門的な指導を受ける機会が増える可能性を高めることができます。

  • 地域との連携強化: 地域のスポーツ振興に貢献し、地域一体となって子どもたちの育ちを支えることができます。また、その地域の一部として学校が地域と関わることで、地域に開かれた学校を実現することができるかもしれません。

  • 教員の負担軽減: 教員の働き方改革が課題視される中、部活動指導から先生の手を離し、本来の教育活動に専念できる環境を整えることも非常に大きな目的/メリットの一つです。

また、もう一つ個人的に考えていることをここで特出ししますと、
「これまで世代別に合った団体などが、年齢の垣根を超えて活動する一つのきっかけとなるのではないか」
と考えています。
つまり、高齢者や大人と、子どもを含む若い世代が交わることができる機会を増やすことができるのではないかと考えているということです。

高齢者と子どもたちが交わることで、
・高齢者には、普段関わりが薄い若年層と繋がることで生きがいを感じてほしい
・子どもたちには、普段関わりの薄いお年寄り層と関わることで積み重ねられた知識と経験を習得してほしい
と考えています。

従来の垣根を超えた活動は、部活動地域移行の目的である「持続可能性」を、受け皿となる各団体でも高めることができる、つまり、Win-Winの関係をつくることができるのではと考えています。

むすびに

今回は、
・部活動地域移行について改めて定義を明確化した上で
・部活動地域移行のメリットを検討
してみました。

デメリットにも触れていこうと思いましたが、長文となってきましたので、また次回へ回したいと思います!


今回も、ご覧いただき誠にありがとうございました!

※今日のヘッダーは、ますのさんの作品を使わせていただきました!ありがとうございました!!

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