
保護者の皆さんと相談 〜部活動地域移行編No.11
みなさん、いかがお過ごしでしょうか!?
私はいつも、読書を主軸に色々書いています。
↓↓↓
今回は、「温故知新」(おんこちしん)シリーズ。
・古く(以前)からあるものを形骸化させず、いかにして現代の人々へ適用させていくのか、
・改めてその団体の意義を感じ、みんなで楽しむことができるのか、
ということを私自身のテーマにして取り組んでいる
・自治会活動
・PTA活動
・部活動地域移行
についてご紹介しております。
今回は、部活動地域移行編です。
古くからある「部活動」を未来の形(あるべき姿)へバージョンアップするプロセスをお伝えしていきたいと考えます。
保護者会の内容
振り返り
前回#10では、「子ども達の声」を踏まえて私たち保護者がこの先について議論する上で踏まえたい本質について、お話しさせていただきました。
アンケート調査の結果を踏まえて、12月に保護者の皆さんにお集まりいただき、現状の共有とご相談をさせていただきました。
今回は、その内容について共有させていただきたいと思います。
①When 〜いつやるか?
子どもたちのアンケート結果を踏まえると、5回/週で活動したということでした。
平日が4回、休日が1回ということで、非常に前向きな姿勢を感じます。
大変素晴らしい、嬉しいことです!
一方で、そうなると講師への報酬が非常に多くかかってしまいます。
大変難しいところですね汗
②Where 〜どこでやるか?
現在は、みんなが所属する学校で活動しています。
クラブ化されれば、その辺は一旦白紙というか、自由に設定が可能となりますので、一応確認してみたところです。
やはり子どもたちの意見としては、現状のまま自分たちの学校内でやりたいという意見でした。
楽器も引き続き学校からお借りしたいということもありますので、保管場所や貸し借りなどの動きを考えれば、最も現実的な結論だと考えています。
③Who 〜誰とやるか?
部活動は、基本的には当該学校の生徒の範囲内で行われます。
昨今の人口減少に鑑みて、他の部活との兼部や他校と合同という手段もありますが、この辺の既成概念を一旦外して考えることが、クラブ化では可能となります。
選択肢としては、次の様なことが考えられます。
他の学校の中学生と活動する。
小学生と活動する。
大人たちと活動する。
などなど。
最も意見が多かったのは、「他の学校の中学生と活動する」でした。
保護者の皆さんも同感だった様ですが、これが実は最もハードルの高い選択肢となります。
というのも、周辺の学校では、部活動の地域移行が現実問題として具体的に検討が進んでいるところが少ないからです。
仮に検討が進む地域であったとしても、吹奏楽部が存在しないといったことが現状です。
これを選択するとなると、
組みたい学校を決める。
その学校に、クラブ化を持ちかける。(部活動地域移行を行ってもらう。)
その上で、合同によるクラブ組成を検討する。
と、文字で書けば簡単ですが、このようなプロセスを経なければなりませんので、相当に時間と労力の要する作業となります。
よって、これについて私の方から保護者の皆様に丁重にお断りをさせていただき、ご理解いただいたものと捉えています。
検討結果
以上①から③を踏まえて、いくつか会費(部費に相当するもの)の案をお示しさせていただきました。
もう学校は関与しないため、報酬は自力で確保してお支払いしていく必要があるためです。
つまりこれまでは、
・学校の先生方がお給料だけで、残業代がない中で、無料で対応してくれていた。
・よって、保護者が部費等で講師報酬を払う必要がなかった。
・しかし、今後は学校の先生に仮に講師になってもらうにしても、その方に対して報酬を支払う必要が出てくる。
という図式になっているということです。
むすびに
またまた長文になって参りましたのでこの辺に留めることとして、
・では、実際に検討結果はどうなったのか?
・てか、学校の先生へ報酬を支払うって、そんなの可能なの?
といった点について、次回以降に触れていければと考えます。
今回も、ご覧いただき誠にありがとうございました!
※今日のヘッダーは、にしけんさんの作品を使わせていただきました!ありがとうございました!!
いいなと思ったら応援しよう!
