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【もっと知りたい!成田空港】 読書#154

みなさん、いつもお世話になっております!
本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。

自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

今回は、「成田空港」についてです。
というか、航空業界についてと言ってもいいかもしれません!

ヘッダーは、いのうえコーチさんの作品を使わせていただきました!
ありがとうございます!!


目次


基本情報

チャーリィ古庄 (著)
イカロス出版 出版
2024年10月30日 第1刷発行

全110ページ
読書所要期間8日

私が本書に出会うきっかけ

私は、飛行機が大好きである。
もっと言えば、航空業界が好きである。

かなり言い訳ではあるが、私が就職を考えていた時代は、バブルが崩壊して久しいロスジェネ時代の終盤世代であり、その中で9.11のテロが起こり、この先の航空業界の見通しが全く持てない時だったと私は捉えている。
そのような考えから、大好きな業界を諦めて今に至っている。

そんな中で、ひょんなことから私が最も大好きな青色を基調とする某レガシーキャリア企業とお仕事でご一緒する機会をいただいた。
「私は、御社がオールジャンルの中で最も好きなブランドである」ことを伝えた!
以前、プライベートであった同企業のCAさんにもそう伝えたことがあるが、もしかすると引かれてたかもしれない笑
御社が一番好きだと言ってくるヤツなんて、なかなかいないだろうから笑
でも、諦めずにというか、自分の気持ちを押さえきれず、再び口から出てきた笑

すると後日、そのことを覚えていてくださった関係者の方が、たくさん同社のグッズを私たち家族のためにくださった!!
そして、その中に入っていたものの一つが本書である。
大変ありがたく拝読した。

私が思う、この本の本質

本書は決して、いただいた企業のみに特化した本ではない。
あくまでも成田空港にフォーカスしたものであり、そこに関係する航空業界全体がまとめられた構成になっている。

  • 就航企業やその機体

  • 就航路線

  • 空港での仕事内容や種類

  • 空港の歴史

これだけでも十分に価値のある内容だが、私なりに面白いと感じたのは、空港が立地する地域に関する情報も整理されていること!
空港を起点としてその地域全体を見るという、タイトルからは正直想像できない内容が展開される。

我が新千歳空港にも、そんな本があればぜひ欲しいと思っている。
今度探してみよう。
※「我が新千歳空港」と言う理由はこちら↓↓

私が感じたこと

往年の成田を彩った翼たち

本書の序盤は、比較的機体と企業に関する情報などが並んでいる。

  • 現在どのような企業(国)が就航しているのか?

  • かつてどのような企業が就航していたのか?

その後者をまとめた章として、本項タイトル「往年の〜〜」が付されている部分がある。
そこで目を引いたのが、「オールドファンには懐かしい」という見出しが出ていた「日本エアシステム(JAS)」についてである。

これは本当に「懐かしい」という印象を持つ。
現在は、赤いツルマル企業に経営統合され、残念ながら社名は残っていないが、2000年頃までは現存する国内2大企業とともに、日本の空を彩っていたと記憶している。

私の祖母の一人は、山形に住んでる。
子どもの頃は、新千歳空港から山形空港までの直行便は、JASしか就航していなかったはずだ。
よって、祖母のウチに行く時は、必ずJASに乗っていた。

また、ドル箱路線と言われる新千歳ー羽田間には、レインボーセブンと言われる機体が投入されていた。
ボーイング777をレインボーに塗装した機体と、全席に小さなモニターが配置され、今ではボーイング787機やエアバス350機など最新鋭機を中心に当たり前になりつつあるものがすでに導入されていた思い出がある。
横浜に、もう一人の祖父母がいたので、何度かレインボーセブンに乗った記憶がある。

先ほどから、「記憶している」「はずだ」「思い出がある」などと表現しているが、ちょっとこうした懐かしい記事を見るだけで、完全で正確な情報ではないにしろ、次々と当時の記憶が蘇ってくる。
それも、ワクワクしていた子ども時分の気持ちとともに・・・

JASとの、そして昔の自分との再会に、心から感謝している。

A380機を見るなら・・・

「成田空港ウォッチングガイド」という章もあった。
ここを見て思ったことは、やはりA380を見るためには成田空港が最適、近道ということだ。

A380とは、エアバス社が製造している世界最大の旅客機のことである。
実は私も、一度乗ったことがある♪

その際の思い出の写真♫

フライングホヌのラニである!
知らない方にとっては、上のカタカナが一体何を意味するのか不明だと思うが、この辺の説明は省略する笑
この機体のあだ名ということで、押さえていただきたい。

コロナ禍で海外旅行が困難だった際、東京ーホノルル線に投入されていたホヌの使用機会を作るためだったのだろう、北海道一周の遊覧飛行のイベントが企画された。
新千歳空港発着という珍しさもあり、次女と二人で応募し、そこそこの倍率のなかで見事に当選!!
このことは、普段宝くじやあみだくじ、ビンゴなどのあらゆる運要素のツールにほとんど当たったことがない私にとって、そして飛行機と当該企業好きにとって、この3つの意味では指折りの、いや、最大の素晴らしい思い出である♪

世界各国の企業のA380を見ること、そして、ホヌを見ることは、私の興奮ポイントの一つであることは間違いない。
ぜひ、生で見にいきたいものだ。

日本らしさ

私は、海外へ行ったことがないので、もっぱら国内線専門客だ笑
だから気づかなかったというか、当たり前だと思っていたというか、それでも非常に感動する素晴らしいことだと思っていたことが、実は日本だけだったということを知った。
それが、プッシュバック後のグラハンさんたちが『手を振って見送ってくれること』だ!
正直私は、これがやりたくて子どもの頃、グラハンが将来の夢だった。
もともとはパイロットだったが、視力と頭が足りないので早々に諦めたw

子たち達と乗る時は、必ずこれを見てもらっている。
業界の皆さんのおもてなしと感謝の心や、プロフェッショナルな仕事を感じてもらうためだ。
これを知ることで、今回さらにもう一つの需要な要素が、私の中で新たに刻まれた。
それが、この行為を通じて感じることのできる『日本人の心』『日本人としてのアイデンティティ』だ!

航空業界の仕事から、日本人の心を学ぶ。

英語が標準の世界において日本ならではがあるなんて、大きな驚きと嬉しさを感じる。

むすびに

航空業界の方は、業界全体の発展を考えている方が多いという印象を私は受けている。
会う方・会う方、皆さんこういう考え方を発言されていると実感するからである。
だからこそ、どこかの企業に特化していないこの本を配っているということに、心の底から納得している。

本当に、読んでよかった!!


成田空港・・・
そういえば、行ったことがないなぁ〜と、本書を読んで再確認しました。
そして何より、行ってみたいなぁ〜という気持ちが、猛烈に湧き上がってきています!

株主優待券が余っているので、どこかで隙を見ていこうかと思っている、今日この頃の私です笑

本日も、ご覧いただきありがとうございました!!

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