部活動地域移行に関する考察 〜部活動地域移行編No.5
みなさん、いかがお過ごしでしょうか!?
私はいつも、読書を主軸に色々書いています。
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今回は、「温故知新」(おんこちしん)シリーズ。
・古く(以前)からあるものを形骸化させず、いかにして現代の人々へ適用させていくのか、
・改めてその団体の意義を感じ、みんなで楽しむことができるのか、
ということを私自身のテーマにして取り組んでいる
・自治会活動
・PTA活動
・部活動地域移行
についてご紹介しております。
今回は、部活動地域移行編です。
古くからある「部活動」を未来の形(あるべき姿)へバージョンアップするプロセスをお伝えしていきたいと考えます。
部活動地域移行のデメリットは?
振り返り
前回#4では、
・「部活動地域移行」について改めて定義を明確化した上で、
・部活動地域移行のメリットを検討
してみました。
前回字数が多くなりすぎてデメリットまで届かなかったので、今回はそこからw
デメリット
費用負担: 地域移行に伴い、新たな費用負担が発生する可能性があります。部費などは、場合によって自治体などからの援助があり、抑えられてきた可能性があるためです。
指導体制の整備: 地域の指導体制が十分に整備されていない、受け皿団体が存在しないといった地域があることでしょう。そうなると、指導の質が低下する可能性があります。
学校と地域の連携の難しさ: 学校と地域との連携がうまくいかない、つまり、学校と地域が緊密に連携し共通の目標に向かって取り組むことが難しく、スムーズな移行ができない可能性があります。現在、地域移行は一部の地域で先行して実施されていますが、全国的にみるとまだ導入されている学校は多くありませんので、これが大きなハードルとなっている可能性があります。
費用負担は、家計にゆとりのないご家庭にとって死活問題です。
一方で、家計にゆとりがないから ”学びの機会が失われる” ということは避けたいところです。
指導体制は、特に田舎にとっては切実な問題です。
そもそも、人材の多様性には限界があります。
こうした人材とどのようにつながり、かつ、その地域に来てもらうのかというのは切実な問題です。
「オンラインを活用すれば」という発想は当然に湧きますが、 ”直接的な指導” が ”全くない” ということには限界があると思っています。
連携の難しさ、これは最も切実と言えるかもしれません。
・そもそも「連携しようぜ!」といったい誰が言い出すのか?
・それを聞いて「その通りだ!」と誰がキャッチしてくれるのか?
・キャッチした上で、実践に移行できる人材がどれだけいるのか?
といった難しさが付きまとうことでしょう涙
むすびに
今回は、部活動地域移行のメリットを検討してみました。
これでメリデメが揃いました。
次回以降は、これらのメリデメを踏まえて、私の住む地域ではどのようにこれらを展開していくのか、あるいは展開していこうとしているのかという実践事例についてご紹介していければと考えます!
今回も、ご覧いただき誠にありがとうございました!
※今日のヘッダーは、皐月まうさんの作品を使わせていただきました!ありがとうございました!!
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