La Galette des Rois 2025
最近ガレット・デ・ロワが好きだ。
あちこち食べ歩くほどのフリークとまではいかないが。
ただただこの菓子が好きだ。
この基本的でシンプルな構造に何故か惹かれる。
今年は大阪・QUOIさんの
加計呂麻島太茎系種の黒糖とアマレット仕上げの
ガレット・デ・ロワをお取り寄せ。
これが本当に美味しい。
食べた時に「うおっ!!」衝撃が走る。
香りと風味!しっかりアーモンドの味!
高田シェフ曰く
「最初ラムでやってたんですが、普通すぎて。アーモンドの香りを推したくて(アマレットを使った) 。菓子屋やパン屋がやらない事気づきたいです。QUOIは僕の中ではパン屋ではないので。」とのこと。
Instagramを見てると確かにまるでLaboのようです。
料理人という職業の人はクリエイターとか
研究者とか探検家、発明家みたいなイメージが私にはある。
料理から入るからか古典的な部分も定義も踏まえつつ
製菓業界のセオリーやマンネリをポーンと飛び越えてくる。
案外「なんでそんなこと気づかなかったんだろう」ということも
灯台下暗しとはよく言ったもので別の業種から見た気づき、など
「わ!そこネ!」なんてこともしばしば。
製菓、製パン畑に居ると気づかないうちに視野も狭くなってくるのかも。
基本は大事。
だけど基本を忠実に再現できるからこその境地、
というのがあるのだと思った。技術もさながら知識の有無も
味や調理への影響は大きいだろう。
はたまた高田シェフが特殊なのか。
とにかく料理人とはすごい職業だと思う。
まるで魔法使い。
ジビエの仕事をしていると
直接chefと話すことも多くなる。
食べ手として、生産者としてある程度は調理のことなどを踏まえて
肉を伝えないといけないことが多い。日々勉強と研鑽。
気になればお取り寄せ。商品開発のアイデアも閃くことが多い。
なのでお金を使う、足を使うことは大事。
なかなか大阪まで行けないのだが
憧れたお店の商品を遠く離れた場所でも
食べれるのは感動もんだ。
来年も楽しみが増えた。
そういう意味でも
ガレット・デ・ロワ、は魅力的な菓子である。
お取り寄せしたQUOIさんのガレット・デ・ロワの購入リンクはこちら。
黒糖、とラム酒の2種類あります。残り僅かとなってます。
(売り切れていたらごめんなさい。記事を書いてる時は残2でした)
大阪・本町のレストランLa Cimeさんのお隣に
QUOIさんのお店があります。
近くに住んでいる方が本当に羨ましい!
イベントなんかもやることがあるようで、先日のステークフリットの会は
もう行けないのが悔しいくらい。。。
そうそう。La Cimeさんにうちの鹿たちもお邪魔しています。
タイミングが合えば うちの鹿たちに会いにいって下さいネ!
高田シェフの世界観とcuissonをぜひ。
贅沢な休憩時間を過ごした田舎猫でした。