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井中蛙の映画感想71! 2024/11/11(月) 【百円の恋】

【百円の恋】
 鑑賞日:2024/11/11(月)
 視聴方法:アマプラ

 数年前から友人に勧められてアマプラのウォッチリストに放り込んでたやつ。確か当時「何も人生の中で打ち込みたいものがないんだよなー」的な相談した時にサジェストされた記憶があるんだけど、まさにそういう心境にいる人に対してドンピシャな映画だったと思う。

・序盤は100円ショップ店員らを中心にねっとりしたいや〜な描写が展開されるのだけど、中盤を超えたあたりから確変が入って安藤サクラがみるみるプロボクサーに覚醒していく姿はかなりの爽快感を感じました。

・クライマックスの試合シーンでボコボコにされながらも前のめりに食らいついていく安藤サクラの迫真の演技には思わずうるっときた。

・狩野の設定年齢が俺と同い年(36歳=プロボクサーの年齢上限)であることにも不思議な因果を感じてしまった。ジムの会長の「10年遅いよ」的な台詞が今の俺には響く響く・・・

・あと主人公の一子の誕生日が鑑賞日と同じ11月11日なのも妙な偶然だな・・・

・「数分間のエールを」「ルックバック」等々、今年は「で、結局お前は自分の人生で何をしたいの?」的な問いを突きつけてくる映画を何作か見る機会があったけれど、結局それを踏まえてやりたいことを見つけて打ち込み始めるという境地には至っていない・・・

・一応最近妙に自主制作アニメ作りたい欲求が頭をもたげてきたので、映画を見る際に「三幕構成におけるアクトの切り替わりはどの辺からだろう?」みたいに構成を意識したりはするようになったが・・・

・余談だけど監督が絶賛物議醸し出し中のアマプラドラマ版「龍が如く」と同じ人だと知ってワロた。(まあそっちは未見だけど)

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