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井中蛙の映画感想57! 2024/6/27(木) 【クワイエット・プレイス (吹替版)】

【クワイエット・プレイス (吹替版)】
 鑑賞日:2024/6/27(木)
 視聴方法:アマプラ

 最近は東映オンデマンドで特撮の配信をいろいろ観つつ、YouTubeで響鬼、守護月天、ビーストウォーズⅡを毎週追い、アマプラではザ・ボーイズS4を毎週チェックとなんやかんやエンタメを消化する毎日である。あとは変わらずZ/X(カードゲーム)の大会に行ったり放置してたポケモンSVのDLCをちょくちょく進めたり。

 クワイエット・プレイスシリーズは観ないままアマプラのウォッチリストでずっと眠ってたんだけど、もうすぐ新作がやるらしい→前売券が買えるうちにシリーズを予習して劇場で観るか判断するか、と考えてまず1作目から鑑賞。結局クーポンを期限までに消費したかったのもあり新作のムビチケは買った。

・ホラー映画は普段あんまり観ないので評価の仕方があんまり分かってないけどご愛嬌。

・滅亡後の世界で音に反応する怪物を刺激しないように暮らす、という設定で主人公一家以外のキャストがほぼ出てこないのは低予算アイデア勝負系映画らしい工夫で良かった。

・序盤は世界観説明パートなので、冗長な日常生活の描写→たまにうっかり音出してしまい怪物の襲撃に怯えるの繰り返しでやや退屈なのだが、中盤から一転して息もつかせぬ緊張感の連続の展開になだれ込んでいくので、そこからはなかなか手に汗握って楽しめました。

・長女がつけてる機械が出す嫌な音で敵が撃退される原理がいまいちよく分かってなかったんだけど、そもそも長女が聴覚障害で補聴器を付けている(一家が手話に馴染んでいるのもそのため)、という設定自体を全く理解しないまま最後まで見ていたことを鑑賞後知り、また自分の映画読解力の弱さを痛感したのであった。そういえば彼女だけしゃべるシーンも無いし吹き替え声優も割り当てられてなかったわ・・・

・でも家の扉を開けっぱなしにしてるのが開閉音を出さないためという理屈は自力で気付けたぞ!

・基本的に手話+字幕でストーリーが進むので、途中で初めて父親が話すシーンでそういえばこれ吹替版だったわとなった。

・お産で血がドバドバだったり階段の杭を踏んづけたりと観てる方が痛くなるシーンも多くて、人によってはグロ方面でもなかなかしんどそうな映画だと思った。

・この状況でなんで子供増やすねん! 無音で赤ちゃんを出産、子育てするの無理なんわかっとるやろ! とツッコミながら観ていたのだが、観終わった後作品名でググったら「クワイエットプレイス 避妊」がサジェストされてきたのでやっぱみんな同じこと思ったんだなと苦笑した。まあ極限状態ゆえの生殖本能や、宗教上の理由で避妊できないとかの理由はあったのかもしれないが。でも世界がこの状況になったら流石に俺でも反出生主義者になるかもしれない。

・怪物に一矢報いるクライマックスには燃えを感じつつ、ラストはまさかのガメラ3エンドで、そこで終わるんかい!とツッコんでしまったが、続編に続くことをメタ情報として知ってしまってると趣が若干削がれるエンドな感じもあるので、当時リアタイ鑑賞してもにょもにょできた人たちがちょっとうらやましくはある。

・とりあえず続編も間を置かず観た上で新作を劇場で早めに観ようかな。

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