vol.7 「ナレッジマネジメント」 タイムマネジメント
人生を豊かにするため、仕事で活躍するため、実践で使えるタイムマネジメントのノウハウをご紹介していきたいと思います。
ナレッジマネジメントとは
ナレッジマネジメント(Knowledge Management)とは、企業組織や個人が蓄積した知識や経験を企業組織内で共有し、効果的に活用することで企業の競争優位性を向上させる経営手法です。 ナレッジ(Knowledge)とは、知識や知見、ノウハウ、技術力、顧客情報といった、業務上役立つ幅広い情報を指します。
【知の共有イメージ】
ナレッジマネジメントによる期待できる効果
情報やノウハウを横展開できる
これまでは上司・部下・営業所・営業部と言った縦軸の階層ごとに報告することが多かった企業も、ナレッジマネジメントを導入することで、同じ階層ごとに知識や情報を共有することができ、成功事例をスピーディーに横展開することが可能になります。
業務属人化を防ぐ
知を共有をすることで、属人的だった仕事のやり方も見直され、ミスが発生しづらい環境や、間違ったやり方に気づきやすい環境になります。
生産性向上に期待できる
一人ひとりの知識が向上することで生産性の高い組織に生まれ変わることができます。また情報を共有することで、同じことをやらずにさみ、業務を省略することも可能です。例えば、A支店で作った顧客に対する情報提供の資料を他の支店にも共有することで、B支店、C支店、D支店の作業は省略されます。この情報共有をシステマチックに行うことがキーになります。
暗黙知
主観的な知識で他人に伝えるのが困難なものです。ベテラン営業マンの長年培ってきた熟練の技やノウハウなどです。SECIモデルを意識することで、組織内における暗黙知を形式知に転換し共有される知識を継続的に活用できるメリットが得られます。※SECIモデルについては後日詳しく解説します。
形式知
形式知とは暗黙知と反対に、客観的な知識で言葉や図などで払わせるものを指します。業務工程や営業方法などマニュアル化された知識などが当てはまります。
まとめ
このように知・情報の共有をマネジメントすることがナレッジマネジメントです。最近はクラウドサービスが充実しているので、ナレッジマネジメントのクライドサービスを活用してみるのが良いと思います。NotePMNotePM、flouu、Accela、kintone、DocBaseなど