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【イナカの家と住人のこと(2024)】12・判断ミスから大きな転機に

パーソナルカラリストのお仕事を簡単にまとめますと、その方の髪・肌・目の色などから調和するカラーグループを診断し身の回りの色の使い方などをアドバイスします。

ですから主にその方の表面的な色から判断をするのですが、回数を重ねるうちに人が持つ色(カラーグループ)は表面的なことだけでないのでは?と思うようになり疑問をもっては診断が続けられなくなってしまいました。

またも無職。 (汗)


生活面では…

気の合うパートナーと共に過ごすことは楽しいはずなのに、なぜかだんだん自分の気持ちを持て余し内に籠もるようになっていき、ついには一所にとどまっていられず引越しをくり返し嫁いだはずがついには私の実家で暮らすことになりました。


こんなにも周りを振り回していたにもかかわらず反対する声もなく、みんなが受け入れてくれていたんですよね…(涙)

ですが当時の私は相手を思いやる余裕もなく、動けず、ただ日々やり過ごすだけになっていました。


そんなある日の夜、
パートナーと二人の時に事が起きました。

いつもならサッと終わってしまうような取るにも足らない意見の食い違い、なのに話が進みその時の私は「じゃぁ別れようか」と口走っていました。

それを聞いたパートナーも「それもいいかもね…」とぽつり。

それまでは100ではなく120%こちらを向いてくれていたのを感じさせていただいていたのでその意外な言葉に一瞬「えっ?」と思ったのですが、それと同時に示唆ではなくまたも断定で「YES!」とやってきました。その意味は別れるということです…

とはいえ事はそんなに簡単に済ませられるものではないので話し合いました。

当然ながらパートナーも日々に疲れてしまっていたんですね。少しの間ひとりでゆっくり生活したいと別居を希望。ですがその頃の私には白か黒でグレーの考えはなくおまけに「YES!」の指示まできていたので続けられなければ別れると伝えたところ、今の状態は続けられないから別れる方を選ぶと返事がきました。

ほんの数分で離婚が決定。

思いがけない展開でしたがお互い持て余していた状態にピリオドが打て何気にすっきりで、両親には明日話すことにしその日は寝ました。


翌日になりまず私から母に、「私たち別れることにしたから」と告げました。
母にしてみたら昨日まであんなに仲良くしていたのにと理解できないのは当然で、「とにかく急ぐことではないからゆっくり考えたら」との言葉がきまして、

それを聞いた私もなぜかそうだなと思ってしまい、
今までは自分の思いばかりを通してきてしまったのだから今回は自分が歩み寄るときかもと思い直し、自分の至らない部分を改めやってみるべきなのかもとパートナーに話しました。

そうしましたら「それはしないで欲しい」と。
変えてしまったら自分の好きな私ではなくなるということでした。

その言葉を聞いた時ハッとしました。
先の「NO!」に、今度の「YES!」
一度ならず二度も自分を裏切ろうとしている、そのことにパートナーの言葉で気づかせてもらいました。

最後にして最大のプレゼントをいただき、感謝でしかありませんでした。(涙)


その後はスムーズに事が運びそれぞれの重荷から開放され別の道を歩み始めましたが、しばらくは二人から一人になったことに寂しさがあり、情がどういうものかも知ることができました。

二十代はパートナー事から学びを得る、そんな時代になりました。


そしてこの時代は『私の感覚経験箱』に沢山のことが入り、それが後に役立つことに。
というよりは、それを知るための体験だったと分かる日が訪れることに…



では、またね。

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