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【宇部市】中華そば一久【宇部ラーメン】

宇部ラーメンハンターのちょーすです。

宇部市民の心の故郷である中華そば一久に行ってきました。

オススメ度:★★★★★(宇部市民には遺伝子レベルで刻み込まれた味!)

中華そば一久

中華そば一久は一久食品が運営する山口県宇部市を中心に展開しているラーメン店です。

新川店や小野田バイパス店等の街中の店舗は年中無休で営業しており、郊外の店舗は月曜日が定休日となっています。

新川店の前を通ることが多いですが、「営業中」以外のタイミングは見たことがないかも知れません。

エヴァ・ヱヴァにも登場

原作・監督の庵野英明さんが宇部市出身ということもあってか、テレビアニメの「新世紀エヴァンゲリオン」にも映っていましたが、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」でも、コンビニで葛城ミサトが碇シンジの歓迎会の買い物をしていた際に、買い物カゴの中に紛れ込むように「一久ラーメン」と書かれたカップラーメンが映っています。

山口県に関係する映り込みでは、日本酒の「獺祭」の瓶も話題になっていました。

店舗

店舗は山口県下に8店舗あります。 

【店舗】全8店舗
新川店
岬店

小野田バイパス店
西岐波店
川上店
東岐波店

小野田港店
下松店(2020年12月末で移転のため終了)

下松店は移転するようで2020年末で閉まるようです。

岬店には宇部ラーメンの顔はめパネルがあります。

なかなか顔をはめて写真を撮るには勇気が要るパネルです。

昔は大阪にも店舗が2つあったようですが、現在は閉店しています。また創業は東新川店だったそうですが、その店舗も閉店してしまい、現在は別のラーメン店になっています。

この記事を作成するために初めてホームページを見て、8店舗もあることを知りました。ちなみに私は2店舗しか行ったことがなかったです。

店舗とは別に一久食品の会社兼工場が山口宇部空港のすぐ近くにあります。

工場でお土産ラーメンの直販もあります。

キャラクター

一久と言えば、このキャラクターですが、「きゅうちゃん」と言う女の子だそうです。

舌を出しているのは、創業者社長である紀ノ崎富千代の座右の銘「勝てば官軍負ければ賊軍」を表現したもので、今に見ておけという反骨精神を表しているそうです。

これもホームページを見るまで、名前さえ全く知りませんでした。

メニュー

基本的に食事はラーメン・餃子・焼めしのみで、あとは飲み物です。

私のおすすめはラーメンと焼めしです。

悪魔の囁きのようなセットメニューもあります。

このラーメンには白米も合うので、毎回悩みます。

書いていて気付いたのですが、チャーハンセットには「チャーハン」と書いてあり、メニューには「焼きめし」とあります。「焼きめし」というのはこだわりかと思っていましたが、そうではなさそうです。

店舗限定メニューもあったります。

どちらも美味そうです。

チャーシューメン

一九と言えば、とんこつ100%の「ラーメン」です。

麺の硬さは基本的に選べず、若干柔らかいくらいの茹で加減です。

スープは王道の豚骨ではありますが、そこまでコッテリではなく、見かけのわりにあっさりとしています。

調子が良ければ、完飲出来ます。

焼めし

ラーメンと共に双璧を成すのが、「焼きめし」です。

ご飯はパラパラで、胡椒が効いていて、パンチのある焼きめしです。

プラス100円で大盛にも出来ます。

餃子

餃子はついつい頼んでしまいます。ビールがあれば絶対的守護神のような安定感です。

ラーメン屋の餃子という感じで、博多一口餃子の流れもあるのか、かなり小ぶりです。

皮は薄いですが、タネがパンパンに入っています。

びっくりラーメン

びっくりラーメンというラーメンもあります。

ラーメン1.5倍
チャーシュー・シナチク
もやし・ギョウザ5個入り

どんぶりは通常サイズと大盛サイズは良く見ますが、更に大きいびっくりラーメン専用サイズのどんぶりで提供されます。

大きな擂鉢くらいのサイズはあり、なかなかの食べ応えがあります。

ギョウザがラーメンのスープに浸ってしまっていたので、折角の焼き立てがべちゃべちゃになってしまっていました。

ミニセット

ミニセットはチャーハン・餃子・半ラーメン・サラダのセットです。

半ラーメンをラーメンや大盛ラーメンに変更することも出来ます。

こちらのメニューは一久の全てのメニューを凝縮したようなセットです。

チャーハンセット(大盛)

チャーハンセットにはラーメンは付いて来ません。

注文時に店員さんに「ラーメンは付かないですよ?」と念押しされました。

ラーメンと同じ豚骨スープは付いています。

柔らかい麺をあまり食べたくない時はこれがベストアンサーになりそうです。

冷麺(夏期限定)

初めて冷麺を食べてみました。

つけ麺スタイルで提供されます。

お酢の酸味が効いた醤油ベースのつけ汁で、唐辛子の辛味も効いています。

麺はラーメンと同じ麺ですが、冷水で冷やしてあるので、しまってコシがあります。

からあげ(3個)

からあげ3個を頂きました。

しっかりと下味が付いており、そのまま食べてもご飯が進みますし、一緒に提供されるタレは少し酸味が効いたサッパリとした味になります。

1つ1つにボリュームがあるのでラーメンを食べるなら3個でも充分です。

お土産ラーメン

自宅でお店とほぼ同じ味が味わえるお土産ラーメンがあります。

スープも液体のままパッキングされており、湯煎で温めるだけです。

宇部市内ではスーパーマーケット等でも販売しています。

お店によっては、ぎょうざも販売しています。

宇部ラーメン

宇部ラーメンは塩気と脂気の効いた独特の匂いがするラーメンです。

久留米系豚骨ラーメンが由来のようですが、50年以上の歳月を経て、独自の進化(ガラパゴス化)を遂げたのが宇部ラーメンです。

この宇部ならではの独自の発展を「宇部モンロー主義」という人もいるようです。

今後、宇部ラーメン全制覇も狙っていこうかと思います。

まとめ

ラーメンにはラーメン鉢の周りがザラザラする程、魔法の白い粉が投入されていますが、この記事を書いている時にも想像しているだけで、お腹が空いてきました。

セットは焼めしとミニラーメンのミニセットがボリュームもあり、焼きめしとラーメンの両方が食べられるので、おすすめです。

また夜はつまみチャーシューとビールで呑むことも出来、天国のような場所です。

お昼から午前3時まで無休で営業しているので、2次会・3次会で訪れても確実に営業しているので、「宇部に帰ってきた」と実感できるお店があるというのはありがたいです。

もしかしてもしかすると帰省中の庵野秀明さんに遭遇することもあるかも知れません。