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2022年の米づくりがスタートしました!

「種もみ持ってきたけど、どこにおきますかー??」

3月中旬に業者さんが、種もみを持ってきてくれました。
なんとなく、慌ただしい雰囲気の田んぼメンバーです。

朝、出社すると社長が種もみの浸水作業をしていました。

良い苗を作りには、良い種作りから。
病気の元となる菌やカビを殺菌し、その後水に浸して水分を吸わせます。

水分が100%になり、気温などの条件が揃うと、発芽してくれます。

袋に種もみがたくさん入っています


こちらは去年書いたnoteです。写真がたくさん載せてあります^^

発芽するまでの間、田んぼメンバーは「田起こし」をして、土の状態を整えておきます。

トラクターで土を耕していきます


田おこしをする意味は、土を乾かして、肥料を混ぜ込むことです。

土が乾くと窒素肥料が増加します。
土に含まれる窒素は、植物が吸収しにくい有機態窒素の形で存在していますが、田起こしをすることで、土の中に空気が入って乾燥しやすくなり、微生物による有機態窒素の分解が促進され、植物が吸収しやすい無機態窒素に変化します。これを「乾土効果」と言います。

また、土を起こして乾かすと、土が空気をたくさん含むので、稲を植えたときに根の成長が促進されます。

肥料をまいてから田起こしをすれば、土に肥料をまんべんなく混ぜ込むことができます。

クボタの田んぼより抜粋
この土を栄養として、稲が育っていくんですねー。
この後、水路から田んぼへ水を引いていきます。


田んぼの様子は、順次更新していきますねー!

ちなみに、こちらの本も参考にしています。
小学生向けに書かれているのですが、内容がしっかりしていて
とてもわかりやすいです。興味ある方はぜひ!


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