レスキュープリーズ!銀のとんぼが余ってます!
「千(せん)のnoteは読みやすいわー!」と社長夫人に褒めていただきました○
千って誰?
はい、わたくし千尋は職場で「せん」と呼ばれております(注:一部の人のみ)
千尋の「尋」は尋ねる(たずねる)とも読むのですが、字画の多さのせいか「どうやって書くんだっけ?」と聞かれることが多々あります。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のおかげでだいぶ知名度も上がり、書き方を聞かれることは減りましたが、それでも時たま聞かれます。そういう時はこう言います。
「ヨ、エロ、寸 って書きます」
今はもうなんとも思わないけれど、うら若き乙女の高校生の時に、顔の見えない相手に電話口で自分の名前を説明するのに「エロ」っていうのが、ものすごく恥ずかしかった覚えがあります(笑)
だから千と千尋のおかげで、「千と千尋とおんなじ漢字ですよー」っていうと、「へー」とか「あー」とかいってもらえるので、心の負担が減ったのはわたしだけではなく、全国の千尋さんあるあるではないでしょうか。
(また見たくなりました)
社長夫妻とは歳も近く「せーーん!」「はーい!」というような感じで、ざっくばらんな雰囲気の楽しい職場なのですが、何か問題が起きた時もそんなゆるい感じで始まります◎
ある日のこと。
社長「やべぇ。とんぼがめっちゃ余るわ。。」
千「余るってどのくらいですか?」
社長「400袋」
千「30キロの袋が400袋ってことですか?
えっと‥12トン??やばくないですか笑?」
社長「やばいねー。どうしよっかー。」
ゆ、ゆるい…笑。
とんぼというのは、稲ほ舎で育てている減農薬で育てたコシヒカリ
「銀のとんぼ」のことです。稲ほ舎の主力米で、稲ほ舎のある行町(あるきまち)の人たちは、ほぼこのとんぼを買っていきます。
働き始めた当初は店頭に立っているときに「いつものやつ、お願い」と言われて、どれですか?と困惑したり。
電話口で「○○だけど、いつものやつ、30キロ精米しておいて。」と言われ、「えっと、すみません、いつものってどれでしょうか?」と聞き返したら、「社長とか他の人に聞けば分かるから」と電話を切られたときには、思わず携帯を見つめ返してしまいました。
これが地域に根差すということなんだなーと思いながら。
さて、そんな大人気のとんぼが余っています。飲食店などでも多数使っていただいているのですが、この状況下で納品が減少してしまったため、たーくさん残ってしまいそうなんです。
お米は生鮮食品です。
収穫された年の間に精米してされたお米を「新米」とよぶことができます。9月ごろに収穫してから年末までの期間のお米が、いわゆる新米です。新米がでると今までのお米は「古米」とよばれます。
古米ももちろんまだまだ食べられますが、やはり鮮度はどんどん落ちていきます。農家さんは自分では新米を食べずに、古米や古々米を食べるそうです。(スーパーなどには並べられないので)
お米は時間が経つにつれ、鮮度は落ちていき、どんどん水分が抜けていきます。新米を販売する際には必ず「お水の量を通常より減らしてください」というのですが、それはお米自体が水分を含んでいるからです。精米すると玄米の時よりも酸化しやすくなり、だんだん固くなってきます。野菜と同じ生鮮食品と考えてもらって、涼しいところ、できれば冷蔵庫などの低温の場所で保存するのがおすすめです。
稲ほ舎は米農家なのでやっぱりお米を食べて欲しい。米を米のままで味わって欲しいと思ってます。だからまずはこんなことを始めました。
おうち時間応援価格!!
通常より1キロあたり50円引きです。大盤振る舞い!!
銀のとんぼはバランスの良いお米です。何にでも合うオールラウンダー。
酸っぱい梅干しも、しょっぱいこんかにしんも、甘辛な種類のおかずみそとも相性がいいです◎
もちろんそのまま食べても美味しくて、おにぎりイベントの際のお米は必ずこの銀のとんぼです。
お米の粒ひとつひとつが口の中で感じられる、一言でいえば「つぶつぶしい」お米です。
ぜひ、味わってみてくださいね。