趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.070 映画 アーロン・ソーキン「モリーズ・ゲーム 」
こんにちは、カメラマンの稲垣です。
今日は映画 アーロン・ソーキンの「モリーズ・ゲーム 」(2017/米)についてです。
スターやセレブが通い詰めたポーカールームの実在の女性経営者のお話。
主演は今引っ張りだこの女優ジェシカ・チャステイン。
彼女はオデッセイ(2015/米)、インターステラー(2014/米)、ゼロ・ダーク・サーティ(2012/米)、ツリー・オブ・ライフ(2011/米)が印象に残る。
意志の強いイメージ。今作もまさにピッタリ。
トップアスリートからポーカールームの経営者に転身した女性の半生をものすごくテンポ良く描いてく。
「ソーシャル・ネットワーク」の脚本家アーロン・ソーキンが監督。
裏ポーカーなので犯罪ものクライムサスペンスの様でハラハラドキドキする展開と美貌で頭の良い主人公がどんどん成り上がっていくところがとても面白かったです。
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物語は、主人公はオリンピック候補にもなるスキーの選手だったが試合の最中の大怪我で競技を断念する。
法律の勉強をすることを考えていた彼女はクラブでアルバイトをしているところに、ある経営者にアシスタントにならないかと誘われる。
彼は会社を経営しながら、裏でスターやお金持ちだけを相手するポーカーゲームを開いていた。
彼女はそのポーカーゲームの運営アシスタントをしながら、美しさと頭の良さを発揮し、どんどんと人脈と経営を学んでいく。
主催していた経営者に首にされるが、顧客をそのまま引き抜いて26歳の若さで自分でポーカールームを開設する。
どんどん成功していく主人公だが次第にいろいろな問題が起ころうとしていた。
そして10年後にFBIに捕まって、いろいろと弁護士と話していく中
彼女の隠された話が明らかになっていく。
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こういう犯罪サスペンスって物語の基本で、間違いなく面白い。
普段知らない世界を垣間見れるので。
ただ、単にひどい犯罪者だと全く共感を得られないが
ジェシカ・チャステインの演じる主人公は魅力的。
美貌で頭が良く、法律は守って顧客も守ってギリギリのところで経営をしていく。
お金というよりその”経営”が好きで頑張っている感じが魅力的に映る。
そう彼女の純粋な魅力がこの映画を面白くしている。
まあ途中でギリギリと法律を守る一線は大事にしていたけど
まあクライムサスペンスにありがちですが、
麻薬中毒になったり、経営難から法律に反してしまったり、
マフィアが出てきて強盗にあって暴力されたり、
裏切りからFBIに逮捕されるまでに。
それでも彼女は魅力的なんですよね。この加減が素晴らしい。
そして話のほとんどがポーカーの話なので、ポーカー好きには最高なのでは。
そのポーカーの手札をCGを使ってわかりやすく説明しています。
オリンピック候補にもなるほど運動神経も良く、大学も主席になりロースクールに通おうとするほど頭脳も明晰、そして物凄い美貌。スターやセレブと一緒にポーカーの経営をしていく。
もうまさに犯罪もののシンデレラストーリー。
FBIに捕まっていますがw ラストにどういう判決になるかはネタバレになるので言いません。
この映画のモデルになったモリー・ブルームの自伝もあるそうです。
いや〜彼女メンタル強すぎる!
今日はここまで
人生からは降りられない
/「モリーズ・ゲーム 」主人公の発言