ポートフォリオに載せる架空サイトにカフェサイトはアリなのか?
こんにちはイナフクカズヤです。
先日、下記のような記事を書きました。
この中で「カフェサイトはあまり参考にしない」と書きました。
Twitterで流したところ、ベテランの方からは共感をいただき、Web制作初学者の方からはカフェサイトを作ろうとしていました!という意見をいただきました。
ただ、カフェサイトを作ってはいけない!と勘違いされる方もいらっしゃいましたので、その辺りをもう一度書かせていただきます。
結論から先に書きます。作ってもいいけど、カフェサイト一つではダメだよ!という意味です。
カフェサイトは実案件ではあまりない
繰り返しになりますが、制作会社ではカフェサイトを実案件で制作することはあまりありません。
いづれチェーン展開など事業拡大したいとかなら別かもしれませんが、
その場合は普通のカフェの内容とは全く別物のWebサイトになります。
一店舗程度であれば、ブログやインスタ、その他の集客系のサービスに登録などが一般的かな?と思います。というか立地的や店主の人柄とかそういう要素の方が強いですしね。
ポートフォリオに一つのサイトとして載せるのは構わない
実際にカフェサイトを制作するのが悪いわけではありません。元々Web制作初学者の方は就職するなら複数サイト作るべきです。
一番最初にカフェサイトを作って、その後コーポレートサイトを作れば問題ありません。むしろカフェサイトを作ったことによって自分に足りないもの、できていなかったことを知ることができます。
それをコーポレートサイトの時に活かせばいいのです。
面接でみるもの
履歴書、職務経歴書、ポートフォリオ、採用時にはいろいろなもの拝見しながら、そして質問しながら一緒に働いていけるのか?をお互いに判断します。
その中で、僕が見ているものは「どれくらいのスピードで成長しているのか?」です。
正直なところ1サイトあれば「現在のスキル」については何となくわかります。ただ、この人はどれくらいやる気があって、どれくらいのスピード感で成長しているのか?は判断つきません。
これが複数サイトあり、どれくらいの期間で作り上げたのか?がわかれば、「お!この人はこれくらいのスピード感で成長するのか、だったら、これくらいの期間であの仕事は任せられるな!」というのが判断しやすくなるわけです。
最初は赤字期間
正直なところ、最初から仕事がバリバリできる人はいません。そのため、どうしても育成期間として最初の数ヶ月間は最低でも赤字になるわけです。
その赤字期間がどれくらいなのか?育成期間はどれくらいを見ておけばいいのか?どれくらいから利益を産んでくれるのか?を判断する情報がほしいです。
そのためには複数サイトが必要であり、最初のサイトがカフェサイトであっても特に問題はないんです。
さいごに
まあ、色々書きましたが、制作会社によって判断基準はまちまちですけどね。とはいえ、カフェサイトを作ってきたから落とす!というところはほぼないと思っていいと思います。
ただ、カフェサイトのみで就職活動するのは採用される確率が低くなるので、もう2サイト頑張って作りましょう!