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動物の漫画と本。
ぼくが所属するJBNの制作ユニットでは朝礼で当番制のミニプレゼンがあります。毎回テーマが決められて、前回は『私の健康法』でした。そして今回は『動物と私』。
動物との思い出は特にないので、漫画と本を紹介しようと思っています。このnoteはそのためのメモです。
『動物のお医者さん』佐々木倫子(花とゆめ)
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動物と人間との距離感が好きです。佐々木倫子の特徴でもある手書きの文字も好きでした。
『銀の匙 Silver Spoon』荒川 弘(少年サンデー)
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傑作『鋼の錬金術師』の作者による農業高校漫画。酪農を切り口に、丁寧に、なるべく嘘をつかず、善意をもってぼくたちの「社会」を描こうとした良質な作品だと思います。この作者は善意ある「大人」を描くのがとてもうまい。青春漫画としても素晴らしい。動物と人間との距離感が好きです。
『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』ゆうきまさみ(少年サンデー)
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競走馬の育成をする牧場が舞台。青春漫画として傑作だと思います。大好きです。それにしてもゆうきまさみは会話を描くのがうまい。ゆうきまさみもまた、「大人」を描く達人だと思います。
『牛のおっぱい』菅原雅雪(モーニング)
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酪農を舞台にした漫画。不思議な魅力があります。20年前に読んでからずーっと大好きな漫画ですが、ぼくはまだこの漫画の魅力をうまく説明できません。
『BEASTARS』板垣巴留(少年チャンピオン)
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キャラクターは動物ですが、正面突破の「人間」漫画です。説明不要な傑作漫画ですので、未読の方は走って本屋へ。
伊丹十三と猫
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映画監督として知られる伊丹十三ですが、名筆家としても有名です。伊丹十三は猫を愛する人でした。ぼくは彼の文章が大好きですが、伊丹十三が書く猫の文章もとても好きす。
伊丹十三『再び女たちよ!』より引用
「どうして猫が好きなの?」と、いわれても、それは困る。私が猫を好きなのは、なにか理由があってその結果好きだとというのではない。 理由などあれこれ考えるより以前に、すでに好きだという事実が厳存しているのであって、いわば好きだから好きだ、とでもいうよりしようがなかろう。
私は、猫のあの凛としたところと、あの救い難い無知みたいなところ、両方好きなのですね。
「そもそも私は生まれた時から猫と共に暮らしてきた。私の過ぎ去った人生を振り返ってみても、周囲に猫のいない時期というのが殆どない。各各の時期が、ああ、あれはあの猫の時分、ああ、あれはこの猫の時分という工合に、様様な猫たちのだれかれと直ちに一致する。/実に、私において、猫のいない人生は考えることもできぬのである」
『ノラや』内田百閒
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名筆家して知られる内田百閒。ぼくは『ノラや』がとても好きです。どんな本かは下記の方のブログが詳しいです。猫をそんなに好きじゃなかった内田百閒ですがあっという間にメロメロに。でも、ある日突然ノラが帰ってこなくなって。百閒がオロオロ探し回る姿は涙なしには読めません。
稲田英資について
株式会社JBNで戦略策定とWebマーケティング支援を担当しています。
BtoB企業の成果に貢献するWeb活用について、Twitterで日々ツイートしていますので、よかったらご覧ください。