戦略策定は「これでやってみよう」とチームで思える仮説と関係づくり。
県内有名企業のとあるサービスサイトのリニューアルが進行中です。堅実かつ真面目な社風なのだけど、「チャレンジングな組織になるべくWebサイトリニューアルもその一環にしたい」と先方部長から中々なハードルのオファーをいただきました。
サイトリニューアルのための戦略策定
各部署のヒアリングや戦略策定にみっちり時間をかけて10名近いスタッフ様と信頼関係の構築と目的の共有化をじわじわ進める。この2ヶ月のスケジュールは以下の通り。
ワイヤー(情報設計)のプレゼン
今日のプレゼンは主要ページのワイヤー説明が主なテーマ。2ヶ月かけて関係性はできてるので、お伺いを立てるのではなく「目的と目標のためにこういうページを作りますよ。よござんすね」と覚悟を固めてもらうための場。そうじゃなかったら部長からオファーされた「チャレンジング」なんてできない。
プレゼンの途中で一部スタッフ様にやや腰がひけるシーンもありつつも「やるべきだし、やろうじゃないか」との声もいただき、これにて戦略策定は終了。10月から怒涛の制作フェイズに突入します。
「今日見てもらったワイヤーは情報設計の骨組みですが、デザインすることでやりたいことの意図や機能がグンと立体的に伝わるようになります。デザインはそのためにあります。皆さん、今からデザインを見るのが待ち遠しいですか?」とお聞きし、ややカツアゲ的に「楽しみ」の声をもらってプレゼンは終了。
戦略策定は「これでやってみよう」とチームで思える仮説と関係づくり
クライアントワークでもチームなんだから、お伺いを立てるのではなく一緒にやる気になるのが大事です。
Webサイトは仮説検証の場でもあります。そのための戦略策定ですが、最終的にはやってみなければ分からない。大切なのは一発勝負ではなく、運用してデータを得てアジャストしていくこと。
だから戦略策定は「これでやってみよう」とチームで思える仮説と関係づくりが大切。と個人的には思っています。
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