面白がれる能力
あまり言及されないけれど「面白がれる能力」はもっと注目されてもいい。自分はちょっとそうかも…と思える人は大切に育てた方がいいと思います。そこを評価してくれる人は多分ほぼ現れないので。自分で育ててあげる必要があります。事象や細部を面白がれる能力は仕事にも役立つ希少なスキルです。
「自分は何を/どんな風に/面白がれるのか」を把握していると仕事にも役立ちます。意外と人って自分の興味関心に興味がないんですよね。まあ把握しなくても仕事はできるから困らないんですが。でも、対応できるのは自分だけなので耳を傾けてあげるのをお薦めします。仕事の見方が変わると思います。
好きなこと。できること。フェチなこと。
好きなこと
できること
フェチなこと
「好きを仕事に」といったフレーズがあるけれど、少なくとも上記の三分割くらいは把握した方がいいと思っている派です。仕事で役に立つのは「できること」と「フェチなこと」だったりするんですよね。誰かの役に立つことが仕事の基本でありバリューなので。意外と自分のできることやフェチを言語化できていない人が多い印象です。
ちはみに「できること」はあまり苦労せずにやれちゃうことで、「フェチなこと」は頼まれもしないのにやること/止められないことです。ぼくの場合は下記になります。
好きなこと
本や漫画や映画
できること
現状を整理して課題を言語化する/観察と分解
フェチなこと
知らないことを知ること/興味を持ったら調べて考えること/誰かの役に立つこと/成果を出すこと
本や漫画や映画は子どもの頃から大好きで今でも大好きですが、ぼくの場合は「できること」と「フェチなこと」が今のWeb制作とWeb活用支援に役立っています。人それぞれだし、タイミングや縁もありますが、少なくとも「好きを仕事に」だけが全てではないですよね。やりたいこと見つからなくて…と悩んでいる学生や就活生に届くといいなと思います。できることをやっていれば好きになることも珍しくないし。
「熱狂」をどう手に入れるか
ハラさんのこのツイートにぼくはとても共感します。「面白がれる能力」「できること」「フェチなこと」「熱狂」。言葉は違うけれどぼくは同じこととして捉えています。重要なのはそれらに自分で気づいて自分で大切にできるかどうかなんですよね。