「作ることを止められない人」と「最強の求める人物像」
出勤前にTwitterをみたら、朝から100回いいねを押したくなるツイートがありました。デザインスタジオ・エル代表のハラヒロシさんのツイートです。
下記に引用します。
ハラヒロシさんの100回いいね的ツイート
引用は以上です。
いいねを100回押したくなりますよね。
孔子の言葉
ハラさんのツイートを見て、孔子の言葉にも繋がるなあと思いました。
ぼくはデザイナーではありませんが
この気持ちはわかる気分です。
なんか、わかる。そういうことってある。
デザイナーさんが「作るのがやめられない」だとしたらぼくは何だろうか…と考えてみました。
ぼくは「誰かの役に立つのがひたすら好き」でした。
「人のためになるかどうかしか考えてない」
知人に教えてもらった「秘数占い」ではぼくは「8」の人で、それによると「人のためになるかどうかしか考えてない」そうです。当たってる。
しかし、下記のような所もあるそうな。当たってる…
企業のWeb活用も同じ
いま、ぼくの業務のメインはBtoB企業のWebマーケティング支援です。
Webサイトは制作しただけだとあまり仕事してくれません。どんな成果を出したいかの目的と目標を定め、誰に見てもらうべきか、どんなコンテンツが必要か、どうやって届けるか…を日々学んだり、試したり、補強したりする必要があります。
人間と同じですね。新入社員が入社してもすぐにバリバリ働けるわけではない。先輩社員やお客様や専門書から日々学んで、経験を積んで、自分の適正にあったスキルを伸ばしていく。
Webも同じです。特に公開した直後は新入社員とほぼ同じですので、メンター(育成担当)が必要です。顧客の社内にメンター的人物がいる場合は問題ないのですが、長野県のような地方だとあまり期待できません。
Webマーケティング支援の内容は顧客によって様々ですので一概に言えませんが、今ぼくがやっている仕事はメンター的な存在と言えます。
Web活用の目的と目標を顧客のWebチームと共有するところから始めています。毎月のミーティングで宿題(タスク)とスケジュールを決め、顧客のWebチームが少しずつ自走できるようなサポートを一年を通してやっています。
半年、一年続けると、顧客チームのメンバーが「おれたち…成長してる…!(映画『君の名は』的なフレーズ)」と思えるようになるからやりがいもあります。
誰かの役に立つこと
Webマーケティング支援を一年重ねていくと、徐々に成果が出てきます。顧客のWebチームと同じくらいぼくも嬉しいです。もしかしたら、顧客以上に喜んでいるかもしれません。
「Webで顧客の成果に貢献する」はぼくの業務のミッションです。
すごく、大事なことだし、ぼくは顧客以上に実現しようとします。
その意味で、「顧客の役に立つ」という喜びが確かにそこにあります。
でも、実はWebの場合、あと二つあるんです。役に立つ場所が。
Webで何かしらの成果が出た場合、それは「ユーザーの役にも立っている」とも言えます。
ユーザーが解決策をWebで見つけられたら。
ユーザーの役にも立っていますよね。
そして、「何かしらの課題が解決される」ということは、砂つぶ一つくらいのことかもしれませんが、「社会の役にも立つ」と思っています。
例えば、「夫婦二人とも、どうしてもこの日だけ子どもを預けて仕事をしなくてはならないが、いつも預けられる人がみんな都合が悪い」場合。
条件にぴったりな(しかも利用者の評判もいい)ベビーシッター企業をWeb検索で見つけることができて助かった。ということもあるかもしれません。
これはユーザー側から見ればWebを使った課題解決ですし、企業側から見ればWebを介した顧客の獲得になります。
ユーザー・企業・社会の三方良し
ご夫婦二人が無事に仕事に行けたということは、ご夫婦にもよいことですが、夫婦が務める企業にとっても勿論よいことです。きっと、その日に来てもらえないと本当に困るんですよね。そういうことってある。
また、ベビーシッター企業も自社に最適な顧客を獲得するということはとても重要です。いわゆるWin-Winな関係です。
自社に向いていないお客さんを無理に取ろうとすると、お互いに悲しい思いをします。Win-Winの反対ですね。また、そういう事業は継続が難しい。
仕事を獲得する、事業が継続することは社会形成にとってとても重要です。
「社会」は個人と企業の集合体だとも思っていますので、Web活用で顧客の成果に貢献することは社会にもつながっています。(と、ぼくは思っている)
企業にも、個人にも、社会にも役に立つ。
三方良しですね。
「誰かの役に立つのがひたすら好き」なぼくにとって、こんなお得なことはありません。一粒で三度美味しい。超好きです。
そもそもWebサイトは本質的に三方良し
顧客にも、ユーザーにも、社会の役にも立つ。
・三方良し
・マッチング
・インバウンド
Webサイトは本質的にその性質を持っていると思っています。もちろん、良い面/悪い面はありますが、それは使い手の問題で。道具に罪はない。
「誰かの役に立つのがひたすら好き」という人にはWebマーケティング支援が向いているかもなあ…と思いました。
採用サイトにも応用できるかも
自分で上記を書いてみて、「ん?これは採用サイトみたいだな…」と思いました。
でも、確かにこれまで「○○がやめられない人は弊社の○○部に向いています」の視点は気づかなかった。これは採用サイトでも使える視点かもしれない。
最強の求める人物像とは
採用サイトの心の師匠・杉浦二郎さん(株式会社モザイクワーク代表)にいただいた教え『最強の求める人物像とは』があります。
ぼくはこの話が大好きで、仕事で採用をサイトを作るときはいつも師匠の言葉を思い出しています。
これもつまりはマッチングの話ですよね。マッチングって「沢山の人を集める」の真逆なんです。
「そこのあなた!」「あ、ぼくだ!」の1対1の関係がマッチングの本質で。杉浦さんの説明はその本質をとても分かりやすく教えてくれています。
杉浦版『最強の求める人物像』を考えた際に、「〇〇がやめられない人」はとても親和性が高そうです。
「求む 〇〇な人」とは少し違う
「求む 〇〇な人」ってもうやってるよ、という声も出るかもしれません。でもそれはちょっと、いやかなり違うと思います。
違いますよね。この違いの正体は何か?
これは「個々人がもつ本質的な特性」の話だと思います。そこに嘘はつけないし、ついたとしても非常にばれやすい。つまり、マッチング精度が高い。
なぜマッチング精度が高いのか。「こういう人になりたいです!」という希望ややる気の話ではなく、「自分でもなぜかは分からないけど…」という本質的な話だからですね。
おお。そんな人いそう。しかも会ってみたい。できれば一緒に働きたい。
このやり方、色々な職種で考えられそうです。
ハラさん登場
などなどTwitterで書いていたら、ハラさんがお返事くれました。
ハラさんはやるとなったら風神雷神の人なので、近いうちに採用サイトで見れるかもしれません。今からとても楽しみです。
ハラさんのツイートをきっかけに、採用サイトの心の師匠・杉浦二郎さんの『最強の求める人物像』を久しぶりに思い出しました。ハラさんと杉浦さんの2点がつながって個人的に嬉しい発見でした。
ハラさんのツイート追記(2021年7月12日)
後日、ハラさんのツイートでまた100回いいねを押したくなる内容がありました。下記に引用します。
これは素晴らしいなあ…と思ったので、引用リツイート。ハラさんがいくつお返事してくれました。そこにも「なるほどなあ」と思えることがあって興味深かったです。
ツイートにも書いたけれど
印象的だった上記2点を考える際に、「どういう環境でこういう人に育ったのだろう?」の部分は個人的に謎だったんですね。
今回のハラさんのツイートで、謎の欠片の一部が見えて、線と線が繋がった感じがして嬉しかったです。
そして、ハラさんから「noteにしたためます」と最後の一言。わーい。超うれしいです。楽しみにしています。
追記:ハラさんのnoteです。すごく興味深い内容でした。
補足:課題解決と金儲けは繋がっている
個人の課題を解決すること
企業の課題を解決すること
社会の課題を解決すること
上記については別のnote、『スキルマップを作ったら、『金儲け』について改めて考えた』にも繋がっています。
『金儲け』は課題解決と密接な関係があるということについて書いています。よかったらこちらもご覧ください。
備考
孔子の「知之者不如好之者。好之者不如楽之者」について下記のnoteに書きましたのでよかったらご覧ください。
デザインスタジオ・エルさん
デザインスタジオ・エルさんのWebサイトはこちらです。
杉浦二郎さんの会社、モザイクワークス。
採用サイトの心の師匠・杉浦二郎さんの会社、モザイクワークス。
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ぼくが所属している株式会社JBNでは「BtoB企業への成果貢献」を目的とした戦略策定・Webサイト制作・Web運用支援・Webマーケティング支援を一気通貫で行なっています。
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稲田英資について
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