コンテンツは水平展開できる。「コンテンツ納品」は終わりではなく、始まり。
ナノカラーのカワバタさんの『取材ライター募集』ツイートを見て、「おお、これは素晴らしいなあ」と思いました。
ナノカラーさんの資料を引用
本当に素晴らしい取り組みですよね。同じ課題を持つのに実行しない制作会社は多いはず。目的設定と実行力が流石です。
特に2枚目の資料にある「ライターさんに丸投げするのではなく、『記事制作の最初の素材制作をお願いしたい』というのが、今回の募集に至る背景です」という一文が素晴らしいと思います。
これはコンテンツの水平展開の価値を知っている人の視点です。
コンテンツはストック型の財産
自社を取材してコンテンツ化するライター募集 というナノカラーさんの方法論は地方BtoB企業こそトライした方がいいと思っています。それこそ、コンテンツ化できていない欠片ばかりだと思うので。
例えば、毎月20万円(記事2本)を1年契約で年240万円(記事24本)。これはストック型の財産になるのでお薦めです。
しかも、取材して書いてもらったWebコンテンツはそれだけで終わりません。 例えば、製造系BtoBで『技術開発について』の記事ができたら、下記にも応用できます。
コンテンツは水平展開できる
コンテンツ制作に慣れていないと「1対1」の関係で考えがちですが、実は「1対N」で考えるべきです。
「コンテンツは水平展開できる」と知っている人ほど、その欠片を眠らせておけません。それは1ではなく10のバワーになるかもしれないので。だから、「年240万円で24本の記事」は企業にとってとてもお得な投資です。
ぼくから見たら、24本の記事は少なくとも50種のコンテンツまたはチャネルに見えます。ガッツがあれば100種です。コンテンツはオンライン企業活動の源泉です。その源泉を持っていなくては活動はほぼ生まれません。バットを持たずにバッターボックスに立つようなものです。
コンテンツは視点や思考の起点なので水平展開に最適です。でも、それに気づかず「納品=終わり」と思っている企業担当者は多いと思います。
「終わりじゃなくて始まりですよ。そこから何倍にも波及させるのがあなたの仕事だし腕の見せ所ですよ」という視点が、長野県企業に広まるといいなあ…と思っています。
取材ライター採用 / nanocolor
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稲田英資について
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