Webマーケ支援をしているZ社様の興味深かった話

ぼくがWebマーケ支援をしているZ社様(メーカー系BtoB)で興味深かった話です。

Z社様(メーカー系BtoB)の興味深かった話

1. Webセミナーを毎月開催
2. 新規客のX社から経営者・工場長・品質管理部長など重要メンバーがそろって参加
3. 困っていた課題を解決してくれる製品かもと思ったらしい
4. セミナー後に商談を開始
5. お試しに数台購入いただく
6. 購入後も提案関係は続く
7. お試し購入した製品をまとめて数十台購入いただく
8. 受注額にして数千万円

1から8まで約半年。BtoBとしてはかなりスムーズな流れ。初手から経営層がご参加いただいたのが大きいと思います。

Webマーケ支援でお手伝いしているので、Z社様のことはぼくもよく覚えています。一括発注してくださって本当に嬉しい。

これで充分興味深い話ですが、自分がとても興味をひいたのは次の話でした。

Webマーケを担当しているQさん

Z社様がある展示会に出展。WebセミナーやWebマーケを担当していた社員Qさんもそちらへ。

そのブースに現れたのがX社の経営者さん。Qさんを見て、「Qさんじゃないですか。Webセミナーも、送ってくれるメールもいつも見ています」と喜んでくださり、経営者さんから名刺交換してくださったらしい。

Qさんの部署は営業支援なので、商談には参加していないし、X社の経営者さんも現場レベルの商談には参加していないはず。Qさんと経営者の接点は毎月のWebセミナーとQさん名義で送るマーケメール。

そんなQさんから毎月届くメールや、Webセミナーを見て、X社の経営者さんは親しみを感じてくれていたらしく、展示会のブースで、「おお、この人が」という気分になってくださったっぽい。(ここ想像です)

話はこれでおしまい。

インバウンドマーケティングなのでは

ぼくは営業経験者なので、この話をきいて「すげえな…」と思いました。営業しているとよく分かるのですが、経営者にお会いするための試行錯誤は中々に大変です。紹介をたどったり。

経営者に「会う価値があるやつ」と思って頂くのに1〜2年かかったりします。
でも、Qさんは地道に丁寧にWeb上での活動を続けていたことで、向こうから「会えて嬉しいなあ」と思ってもらえるようになりました。しかも半年で。
これがインバウンドマーケティングなのじゃないかなあ…と実感したのでした。

しかも、Web上での活動を続けることで、相対的に「実際に会う」というリアルの価値が上がっています。実際に、X社の経営者さんはわざわざブースまで会いに来てくださったわけで。単純にすごい。

ここにはオンラインとオフラインの相乗効果があるし、今後のヒントがたくさん詰まっていると思いました。

Web上での活動の価値を改めて実感

数千万円の一括受注ももちろん刮目ですが、営業経験者としてはWeb上での活動の価値を改めて思い知った話でした。

「そんなの当然じゃん」なのかもしれませんが、オンラインとオフラインの相乗効果って本当にあるんだなあ…と実感できたし、ここから今後のヒントが沢山掘り出せそうです。実感って大事。

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ぼくが所属している株式会社JBNでは「BtoB企業への成果貢献」を目的とした戦略策定・Webサイト制作・Web運用支援・Webマーケティング支援を一気通貫で行なっています。

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稲田英資について

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