富山の薬売りの「先用後利」、近江商人の「三方よし」とインバウンドマーケティング。
富山の薬売りの「先用後利」
近江商人の「三方よし」
HubSpotが提唱するインバウンドマーケティングやフライホイールは先人の商人たちの考えと共通するんだな…と今さら気づきました。つまり、普遍的&本質的な商道を今のテクノロジーで可視化&合理化できるのがWebマーケティングかもしれません。
- - - - - - - - -
「商売は名簿で始まり名簿で終わる」と江戸の商人も言っていたそうで。火事になったら呉服屋は真っ先に大福帳(顧客名簿)を持って逃げるか、井戸に投げ込んだとのこと。商品よりも大福帳。
HubSpotでもCRM(顧客管理)が全ての根幹になっているので、時代が変わっても商売の本質は一緒だなあと改めて思いました。
- - - - - - - - -
長野のような地方でWebマーケティングとかDXとか営業デジタル化とかいうと(ぼくはほとんど言いませんが)、そんなの分からない&付いていけないと及び腰になる中小企業が多いのが現状です。その気持ち、とってもよく分かります。「若い奴でやってくれ。自分はそういうの分からないから」ですよね。
でも、HubSpotやSalesforceなどの新しいテクノロジーを使うのが目的ではありません。それは唯のツールであり手段です。
そうではなく、これまでは中々できなかったけれど、新技術の登場で小さな会社でも普遍的な商売(商道)を始められる。その理解の方が本質に近いんじゃないかとぼくは思います。
そう思ったらどうですか。ちょっと心強くないですか。HubSpotやSalesforceなども算盤や大福帳と変わりありません。
- - - - - - - - -
Webマーケティングなんて小癪な言葉は使わなくていいから、やってみたかった商売をしませんか。顧客に喜ばれる商売ができるようになったことをワクワクしながら試してみませんか。
カタカナばかりの小洒落たサービスなんか脇役です。「あなたたちがやりたかった本当の商売」が主役のはずです。そのためにHubSpotやWebサイトやWeb活用があります。ぼくたちはWebを通してちょっとだけお手伝いができると思います。人に喜ばれる商売をしましょう。それはきっとワクワクすることです。
関連note
インバウンドマーケティングについて簡単に説明しています。よかったらご覧ください。