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ペインとゲイン。各社のマーケティング効果を実体験できるお風呂洗剤。

家のお風呂掃除担当です。毎日、一番最後にお風呂に入って、毎日湯船や床を掃除しています。面倒くさいんですよね。

そんなぼくにとってお風呂洗剤に革命を起こしてくれたのが『ルックプラス バスタブクレンジング』でした。

ルックプラス バスタブクレンジング

「こすらず流すだけ」が革命的で、まさにペインポイントと言っても過言ではない。

ペインポイント(Pain Point)とは、想定顧客の悩みの種のことを指します。「ペイン」とは「痛み」を意味し、その痛みを取り除くためにお金を払ってでも解決したい悩みが「ペインポイント」です。 ペインポイントの分析は、新規事業創出や既存サービスの顧客定着率改善のために活用されます。

https://www.freshworks.com/jp/freshdesk/pain-point/

やれ嬉しや。おれはもうこれを使い続けていこうと思っていたのに対抗馬が現れたんですね。それが『バスマジックリン エアジェット』です。


バスマジックリン エアジェット

こすらず流すだけに加えて、バスジェットの機能がある。これが消費者マインドか…と我ながら発見だったのですが、バスマジックリンのCMで勢いよく噴射されるエアジェットを見て「やってみたい」と思いました。

「こすらず流すだけ」の先駆者バスタブクレンジングの60秒をバスマジックリンが30秒に縮めたのもセールスポイントの一つなんだろうと思いますが、個人的にはそこにあまり差分はなく。

それよりはバスマジックリンのエアジェットの噴霧アクションそのものに「やってみたい…」とすごく惹かれたわけです。バスタブクレンジングへの背徳感と共に、「お試しだから…一回だけだから…」となぜか自分に言い訳をしつつバスマジックリンエアジェットを買いました。

まあ、一回買っちゃったら乗り換えますよね。エアジェットの噴霧機能も満足感が高いし。今では詰め替え用を常備するくらいバスマジックリンエアジェットを愛用しています。日用品は習慣で買うものだから、メーカーにとっては「どうやって他社から乗り換えさせるか」こそが大命題であって。

バスマジックリンエアジェットでは「機能性とアクト(行為)の一体化で関心度を高める」といったマーケティング効果を実体験で味わいました。

ルックプラス バスタブクレンジングに不満を抱いていたわけではないので、これはゲインポイントと言ってもよいと思います。

ペインポイントと似た概念にゲインポイント(Gain Point)があります。 ペインポイントは顧客の悩みや不満を解消しマイナスの状態をゼロへ戻すためにアプローチするポイントですが、ゲインポイントは悩みや不満がない状態の顧客に付加価値を与えるというゼロをプラスにするアプローチをするためのポイントです。

https://www.freshworks.com/jp/freshdesk/pain-point/

ぼくにとって「エアジェットやってみたい!」がまさにゲインポイントだったんだと思います。うーむ、まんまと策略にハマったなあと思いながら特大の詰め替え用まで常備しているくらい日々愛用していたバスマジックリンエアジェットですが、そんな甘くありません。ここにまた対抗馬が現れた!


らくハピ くるくるバブルーン

それがアース製薬の『らくハピ くるくるバブルーン』です。

なんとヘッドが回転してお風呂洗剤を360度まんべんなく噴霧してくれる。めっちゃやりたい。バスマジックリンエアジェットを愛用しているぼくですが揺れています。詰め替え用が終わったらたぶん買っちゃう。笑

https://www.earth.jp/products/rakuhapi-bubbloon-spray-ofuro/

『らくハピ くるくるバブルーン』のすごいところはペインを感じていなかったバスマジックリンエアジェットに対して「でも、湯船全体をシュッシュってやるのって面倒くさいですよね?」と新たなペインを提示したことです。ゲームをひっくり返してしまった。でも、確かに面倒くさい。あんなに「おれはもうエアジェット一択だ」と思っていたのに。まんまと買う気満々になっているぼくです。


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こすらず流すだけで革命を起こした『ルックプラス バスタブクレンジング 』 
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エアジェットで勢力図を塗り替えた『バスマジックリン エアジェット』
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360°回転くるくるノズルで次世代の覇者となるか『らくハピ くるくるバブルーン』

今、お風呂洗剤の群雄割拠が熱いぜ…と買ってにワクワクしています。『らくハピ くるくるバブルーン』はやく使ってみたいな。

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