「中小企業 × 製造系BtoB」のWeb活用に注力する理由。
ぼくは「中小企業 × 製造系BtoB」のWeb活用に注力して仕事を進めていますが、その理由は下記の3点です。
中小企業は日本の99.7%を占める
GDP構成比の20%が製造業
営業支援におけるWeb活用が遅れている
日本の業種別GDP構成比(2019年度)
製造業の現状と課題
市場はある。ニーズもある。ただ、このままだと弱体化する。
その意味においてはこれから上り調子の市場やターゲットでもありません。勝馬に乗る選択肢でもありません。特に地方の製造系BtoBなんてどうなってしまうんでしょう。個人的には中小企業を対象にしたM&Aが加速度的に進むと思っていますが。
-5を0にして生まれること
でも、やらないよりやった方がいいじゃん。と思っています。地方BtoBがWeb活用に本気で取り組むことでまず起きることは「今まで損なっていたかもしれない顧客や営業機会の可視化」です。0から1を生む作業ではありません。Webは魔法じゃないし。
ただ、-5を0にするのはできるかもしれません。つまり、あなたの会社の本来のパフォーマンスを可視化する作業です。
あなたの会社の製品や技術が本来出会うべきだった顧客、市場、ニーズとの接点をつくるのがWeb活用です。その源泉はWebではありません。あなたの会社の製品や技術がもつバリューです。Webはバリューを増やせません。でも、伝えることには少しだけ力になれます。-5の現状を0にすることはできるかもしれません。頑張れば。上手くいけば。
自社の価値を再発見する
-5を0にできたら、製品や技術のバリューをもう一度再認識できます。なぜなら、バリューはあなたが決めることではないからです。価値を決めるのはユーザーです。-5を0にできたら、自社の製品や技術の価値を再発見できたら、これまでとは違う市場や手段、考え方や製品開発が見えてくるかもしれません。
それが地方BtoBにおけるWeb活用の役割だと思っています。-5を0にする。本来の姿を知る。自社の価値を知る。それでダメだったら仕方がない。実力なんだから。でも、自社の実力を知らずしてダメになるのはすごく嫌だ。
ただ時代に呑み込まれるのはすごく嫌
やるべきことをやらずして時代に呑まれていく。「そういうのがすごく嫌」という個人的な欲求があります。基本的に抗いたい人間なので。
そういう個人欲求とボリュームゾーン×市場×ニーズの組み合わせで、「中小企業 × 製造系BtoBのWeb活用」に積極的というのが自分のスタンスなんだと思います。勝馬ではないがやる価値はある。
製造系BtoB企業以外もやっています
とはいえJBNも会社なので、Web制作に関しては幅広くやっております。製造業だけでなく観光や大学やBtoCもやっています。特に最近は「HubSpotとCRMで事業成長をサポート」をテーマにお客様の事業推進に貢献すべくがんばっています。何かありましたらお気軽にご相談ください。