仕事におけるSNS活用で一番恩恵を受けたこと。ルビッチならどうする?
仕事におけるSNS活用で一番恩恵を受けているのは、社外の優れたプレイヤーの視点や思考法に触れられることです。
目指すべき目標としてAさんやBさんを見つけ、考え方を学び、何かあったら「Aさんならどうする?」と考える。
ルビッチならどうする?
有名なのがビリー・ワイルダー監督の「ルビッチならどうする?」ですよね。ビリー・ワイルダーを敬愛する三谷幸喜は「ワイルダーならどうする?」と額にしている。ぼくはこの話がとても好きです。
宮崎駿がぼやく「パクさんに怒られる」
『千と千尋の神隠し』の制作中、カメラ視点がずっと千尋を追うコンテを描きながら「パクさん(高畑勲)に怒られる」とぼやく宮崎駿のエピソードがあって。ぼくはこれも大好きです。ビリー・ワイルダーの「ルビッチならどうする?」に通じるものがある。誰もが心の中に対話すべき師匠がいるんですよね。
Twitterの長所/恩恵
Twitterの長所は業界・テーマ毎に優れたプレイヤーと出会えることです。大切なのはTipsを求めるのではなく、彼らの視点や思考法を学べること。ツイートやブログやセミナーや書籍やインタビューで。それが仕事におけるSNSの恩恵だと思います。
20代30代の若い方は(特に地方で働いている方は)日頃から社外の優れたプレイヤーにも目を向けておくことをお薦めします。目標やお手本として社内の上司や先輩プレイヤーしか知らないのは自身の成長においてちょっとリスクです。狭い世界だけの視点になってしまうので。
ルビッチならどうする?
How would Lubitsch have done it?
Web活用におけるぼくのルビッチは沢山います。もちろん優れたプレイヤーが全員SNSにいる訳ではありませんが、以前は出会うことすらできなかった。特に地方では。目標となる人を社外で見つけるのにSNSは役に立ってくれると思っています。
ぼくを助けてくれるプレイヤーたち
How would "A" have done it ?
ぼくには目標にする方がテーマ毎に何人もいます。困ったら「Aさんならどうする? (How would "A" have done it ? )」と考えて。いつも助けられてます。
Webサイト全般
「キノトロープの生田さんならどうする?」
SNSマーケティング
「飯髙悠太さんならどうする?」
メールマーケティング
「安藤健作さんならどうする?」
採用サイト
「杉浦ニ郎さんならどうする?」
BtoBマーケティング
Web広告やユーザーの行動変容
「中尾豊さんならどうする?」
Webと仕事
「ハラヒロシさんならどうする?」
心の師匠を持っているかどうか。悩んだとき、「◯◯さんならどうする?」と胸の中で聞ける対象がいるか。地味だけど、大切なことだと思っています。
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