再掲【嫌なことを忘れるコツ】「寝る前の15分」で心を整える
1日を終えて布団に入る瞬間って、少しホッとする時間ですよね。
でも、もしその時に嫌なことを考え続けてしまうと、次の日もその嫌な気持ちが残ってしまうかもしれません。
私は、寝る前にネガティブなことばかり考えるクセがついていたため、次の日も、またその次の日も、ずーっと嫌な気持ちを忘れられないことにより、24時間365日ネガティヴ思考から離れられず、うつを発症させてしまいました。
このように、寝る前の15分間は、記憶が特に定着しやすい時間だと言われています。だからこそ、「この時間をどう過ごすか」が大切になります。
逆を言えば、「寝る前の15分で心を整えることが、できれば嫌なことを忘れる」ことにもなる。
なので今回は実際に寝る前に嫌なことばかり考えて、うつを発症させるも克服できた私が「記憶の定着と寝る前の関係を知りつつ、おすすめの「寝る前の過ごし方」についてお話しします。
「記憶の定着」と「寝る前」の関係
人間の脳は、寝る前に考えたことや感じたことを、そのまま記憶として定着させる性質があるそうです。
例えば、楽しいことを考えながら眠りにつくと、その良い記憶が強く残ります。でも、逆に嫌なことを考えてしまうと、その嫌な気持ちが翌朝まで続いてしまうことがありますよね。
寝る前に嫌なことを考えると、その嫌な記憶が脳に強く刻まれてしまい、忘れにくくなるんです。
だからこそ、眠る前のわずかな時間を「どう過ごすか」が、次の日の気持ちに大きな影響を与えるんです。
その上でポイントになるのは、ふて寝はやめて、ほんの少しでも自分をいたわる時間をもつことが重要です。
ふて寝は危険!少しでも自分をいたわる時間を…
嫌なことがあった日は「もう何も考えたくない!」と、“ふて寝”をする人が多いかも。
これ、何を隠そう、以前の私のことです(笑)。
でも少しだけ踏ん張って、ほんの少しでも「自分をいたわる時間」を作ってみるようにしてみた。
すると、嫌ななことを次の日まで引きずらずに、気持ちをリセットすることができたんです。
必ずしも、「ふて寝をやめたかから気持ちをリセットできた」とは言いきれませんが、たしかに気持ちがリラックスできたんです。
私の場合、好きな音楽を聴いたり、短い本を読んだり、お気に入りの香りを嗅いでみたりした。
視覚や聴覚、嗅覚を使ってリラックスすることで、脳が「今は安全で心地よい状態だ」と感じやすくなれたような気がしました。
私が思うに、こうしたことで嫌な記憶が脳に定着するのを防ぎ、次の日にスッキリとした気持ちで目覚めることができたと思っています。
どんなに嫌なことがあったとしても、せめて寝る前のわずかな時間だけは「自分の好きなこと」をして、自分をいたわってあげることが重要です。
好きなことをすることで気持ちが軽くなる
寝る前のリラックスタイムには、自分が心から楽しめることを取り入れてみましょう。
例えば、好きなYouTube動画をちょっとだけ観たり(観すぎは注意)、短い日記を書いたりするのも効果的です。
いずれにしても、ポイントは「自分の気持ちが少しでも軽くなること」です。
日常の中で嫌なことがあったとき、それを無理に忘れようとするのは難しいかもしれません。でも、好きなことに集中することで、自然とその嫌な気持ちが薄れていくことがあります。
これは、脳が楽しい刺激を受けることで、嫌な記憶よりも楽しい記憶を優先的に処理しようとするためかもしれません。
でもって、心が落ち着いたら、あとは、ゆっくりと眠りにつきましょう。
心が落ち着いたら、ゆっくりと眠りにつく
好きなことをして気持ちが少し軽くなったら、ゆっくりと布団に入りましょう。
無理に寝ようとせず、「明日がもう少し良い日になるように」と願いながら、リラックスした気持ちで目を閉じてみてください。
このようにして寝る前の15分を過ごすことで嫌な記憶が翌日に影響するのを防ぐことができます。
朝、気持ちよく目覚められることで、一日の始まりもポジティブに過ごせるでしょう。
まとめ
日々の生活の中で、嫌なことはどうしても避けられないもの。
でも、その嫌な記憶があなたの心に深く残ってしまうのは、避けたいですよね。だからこそ、寝る前の15分を大切に、自分を少しだけいたわる時間にしてみましょう。
少しの時間でも、自分の心をケアすることで、次の日の気持ちが驚くほど変わることがあります。
寝る前に自分が好きなことをして、リラックスした状態で眠りにつくことで、朝の目覚めが気持ちよく、前向きな一日をスタートできるはずです。
これを習慣にすることで、毎日が少しずつ楽しくなっていくかもしれません。
心を大切にすることが、健やかな毎日を作る第一歩です。よかったら、あなたもぜひ試してみてくださいね。
うつぬけマン