発達支援の現場視察。
先週、市内の発達支援の現場視察として、葵ヶ丘小学校と天竜中学校を訪問いたしました。
本市の知的障害や自閉症などの児童生徒が在籍する「発達支援学級」は、毎年10校程度新設し、小中学校の77・8%(70小学校、42中学校)に設置されており、数年後をめどに、ニーズがある全校への設置を目指しています。
これまでにも各地の発達支援教室はみていますが、今回はリクエストして、通級指導教室(LD・ADHD・高機能自閉症等)で指導にあたる先生方とも直接意見交換させて頂くことができました。
個々の子どもに対して、完璧な対応や環境とはいきませんが、以前にくらべ、発達支援が必要な子どもの受け入れ環境や理解は広まりつつあります。
しかしながら、現場での子どもの指導、保護者への対応、医療や福祉との連携など、対象となる子ども達が年々増加していく状況に、先生や教育委員会の皆さんは大変な日々が続いているいます。
今後も環境整備や人材確保や育成に関して、予算の拡充は続けなければなりませんが、他方、発達支援が必要とされる子どもが増えてきた原因究明や、対処方法の新しい取り組み方など、現場だけでは出来ない研究も深めていかなければなりません。
お邪魔した葵ヶ丘小学校では、偶然にジュビロ磐田の山田大記選手が6年生の総合学習に来るとのことで、久しぶりの再会、せっかくなので、しばらく参観させて頂きました。
子ども達にとって、地元の人気プロ選手が訪問してくれることは、いろんな刺激となることは間違いありません。忙しい中、子ども達のために時間を作ってくれる山田選手に感謝です!
久しぶりの再会でしたが、先般のジーコ氏の記念品をプレゼントできました。これからも浜松の子ども達のためにできることを、一緒に実現できたらと思います。