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「ひのえうま」女子は不幸なのか?

1966年生まれは極端に出生率が低いって、ご存知ですか?何故なら、六十干支で「丙午(ひのえうま)」の年だから。「丙午年の生まれの女性は気性が激しく、夫の命を縮める」という迷信から、特に、極端に女子の出生率が低いのです。
ご年配の方には、丙午と耳にするだけで顔をしかめたり、同情したりする方も多くて、どんだけガッチリ根付いた迷信なんでしょうと思います。

こちら↓でもご紹介したとおり、
https://note.mu/inabachizu/n/n68b00bd01786
確かに丙午は六十干支の中でも最強の干支の一つでもあります。
では「丙午」の女子は不幸なのか?というと、確かにそういう時代もあったんだよね、とは思います。

女性と男性が対等に働く機会を得たり、独身でいることや離婚することが「普通」になったのはここ数十年のこと。要するに生き方の選択肢が増えた訳です。
その前は、女性とは家と子供を守り、出過ぎず、サポート役でいなくてはならない存在でした。陰陽五行思想はとても歴史の古いものなので、受け身で出過ぎず器用な干支が「良妻賢母」という意味を持っていたりもします。
さて、そんな時代に丙午の女性として生まれたとしたならば。何かと色々、はみ出してしまったり、ズレてしまったり、目立ってしまったり、そんな事が多かったのだろうなと思います。だって最強の干支で、強いエネルギーの持ち主なのだもの。当人も困ったでしょうけれど、ご家族もきっと困ったのだろうと想像できます。当時は今よりもずっと、家族の連帯責任という意識が強かったですから。
時は流れて今。女性が家に縛られなくてはならない時代は終わり。女性も男性も自分らしく生きることが許される世の中になり。「運が強いこと」はむしろ、強みになった、と考える方が自然。強運の方は往々にして運気のアップダウンが激しくなりがちなので、思いがけない出来事に翻弄されることが多いかもしれませんが、だから不幸、だからかわいそう、ではないはずですよね。運の強さ、エネルギーの強さを生かせる場所で生きられるかどうか、見つけられるかどうか、が大切なのだと思います。

丙午に限らず。持って生まれた運そのものに良し悪しがある、という時代ではなくなったのです。環境と持って生まれものが合ってなければ色々と不都合があるし、合っていれば活躍できる。
では「合う場所」はどうすれば見つかるか?というと、自分の中に湧き上がってくる「何となく」を信頼すること。大切な人たちの「良かれと思って」の意見ではなく。だって、あの人に合う場所が、あなたに合うとは限らないのだから。

そんな訳で、丙午年生まれ、丙午月生まれ、丙午日生まれの、丙午女子のみなさん。ご自身のアンテナを信じて、強運な人生をぜひぜひ謳歌して下さいませ。

2018年11月10日は、丙午(ひのえうま)の日でした。六十干支は60日後にまた巡ってきますので、次の丙午の日は2019年1月9日となります。ちなみに次の丙午の月は2022年6月6日〜7月6日、次の丙午の年は2026年です。

生まれ日の干支を知りたい方はこちらです↓
https://note.mu/inabachizu/n/na1b48bd61d31


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chizu
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