【マラソン付き添い旅】Vol.1 釧路市街編
はじめに
私の夫の趣味はマラソンだ。その他に資格試験を受けたり、謎解きをしたり。とにかく時間に追われるのが好きらしい。
それはさておき、フルマラソンとなると基本的に開催は日曜日、スタートは朝9時。競技が終わるまで5〜6時間かかる。(速い人は別だけど)
つまり、土曜日に移動&前泊が必要になることが多い。加えて、パートナーが走り終わって合流するまで、私はかなりの時間、暇になる。
わたしは、この余暇を使った観光を
マラソン付き添い旅
と呼ぶことにする。
【旅の前提条件】
1. 車は使わない(運転できない)
2. どこかで昼ごはんを食べたい
今回参加するマラソン
釧路湿原マラソン/2024.07.28(日)/30km
9:00スタート
今回のコースは湿原の近く。
つまり、市街地を観光する分には、マラソンによる交通規制などの影響は受けないということだ。
いざ観光!
9:00 行動開始
この日はあいにくの雨。バスに乗り、釧路駅に向かう。
9:30 釧路駅で「湿原のパン」を買う
以前、友人と釧路観光をした時に知ったパン。
今回は買えた!
いま気づいたけど「釧路」の焼印がない?
それはともかく、香ばしくて程よい甘さのパンだった。朝食は朝6時30分にすませていたが、すぐに完食した。
10:00 市場へ
有名な和商市場へ……と思ったら定休日!!
リサーチ不足だった。
お隣の市場でフルーツを買った。
シャインマスカットは宿泊先でその日のうちに、
さくらんぼは翌日の移動中に車内で、
ブルーベリーは帰宅後の朝食に食べた。
大人になるに連れ、フルーツが好きになっている気がする。
10:30 補給艦ましゅう見学
次の目的地「港文館」へ向かって歩いていたら、おまつりの太鼓の音が聞こえてきた。この日はKUSHIRO KIRI FESTIVALというイベントが開催されていた。よく見たら、奥に何やら大きな戦艦が!しかも、デッキに人が!KIRIフェスの一部かと思ったけど、無料で見学できるとわかり行ってみることに。
中も写真撮影OKで、自衛官のかたがたが丁寧に説明してくれて嬉しかった。
途中、急な階段(というか、はしごのような)を昇り降りする機会があった。先に市場で買ったフルーツが邪魔だったけど、係の人が代わりに持って上り下りしてくれた……ありがとうございました(T_T)
ミニワンピを着ていたので後ろの人にはペチパン丸見えだったかも……笑
雨だったけど、行ってみてよかった〜
ぶらり歩きの観光には折り畳み傘&帽子必須なんだよな。
12:00 港文館でひとやすみ
幣舞橋を渡って「港文館」へ。
石川啄木好きなんですよ。言葉に無駄がないけど詩情が確かにあって。
まずは、1階の喫茶室で休憩。
雨が強くなってきたことと、予定にない補給艦見学で足が疲れていた。
これで千円。安い!!
体力が回復した所で2階の展示室へ。
石川啄木は76日間釧路に滞在していた。そのわずかな間に、単身赴任の身(妻子持ち)でありながら、小奴という芸妓のもとに通っていたそう。
ただ、当時の啄木の短歌から「この寒い釧路でひとりはつらい!」という気持ちがひしひしと感じられるので、慣れない環境、新しい人間関係、骨身にしみる寒さが堪えたゆえの行動かもしれない(^_^;)
釧路の街には彼の歌碑がいくつか建てられている。彼が編集長を務めていた釧路新聞社の跡地は、今ではガソリンスタンドになっている。
ちなみに、函館には啄木氏のお墓があり(もちろん行った)、旭川駅にも、氏が滞在したことがわかる展示がある。
13:18 宿泊先へ
旅の目的は果たしたのでそろそろホテルへ。
夫からも完走の連絡が来ていた。
相変わらずの雨&疲れていたので、MOOから釧路駅までバスに乗った後、釧路駅から鶴居行きのバスに乗り換えることにした。
※釧路駅まで歩いて、そこからバスに乗ったほうが早い
余談
①昼に食べたのがケーキのみになり、旅の条件2「どこかでお昼ごはんを食べたい」が、満たせなかった。コンビニで買ったパスタサラダを部屋で食べた。
②鶴は、前日の移動中に川で2羽見かけた。湿原ではなく、意外と川や草原(人、車の通り少なめの場所)でも見かけることがある。