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夏の帰省
毎年、スケジュールが合えば数日でも夏に帰省します。お盆の時期に帰省できれば良いのですが、職場の繁盛期が夏休みシーズン中になるため休みが取りずらく、大体は9月に入ってから帰省しています。
今年は珍しくお盆の時期に帰省することができました。キャリーケースいっぱいに荷物を詰めて、お土産を買って実家に郵送したら、いよいよ実家に帰るんだなぁと実感します。重いキャリーケースを引っ張って地元に向かう電車に乗るころには汗だくでへとへとになってしまいます。音楽を聴きながら電車の振動に揺れていれば寝てしまって気付いたら駅についているのがいつもです。年季の入った少し時代を感じる地元の駅、夕方になれば駅員さんは帰ってしまって利用者も少なく静か。けれども、どこか温かさを感じるそんなところ。帰省してきてどこかふっと力が抜ける感じがします。
実家は平屋で昔ながらの家なので、茶の間や仏間なんかは畳の匂いがして寝っ転がると気持ち良くてぐっすり眠れてしまいます。自室はフローリングなのですが、畳の方が好きなので帰省中は茶の間にいる時間が長いです。あとは、祖母とおしゃべりしながら甲子園を見たりしてのんびり過ごします。のんびりと心も体も休めて、だらだらと過ごせるのは実家の良いところかなと思います。もちろん、手伝いもしますがそれよりも先に働き者の祖母が動いてしまうので、手伝いも少しだけですが。
あとは、従弟家族が帰省してくるので、夜は一緒に花火をしたり出掛けたりしてお盆を過ごしたらまた日常に戻ります。高校生の頃は早く一人暮らしをして自由になりたいと思っていましたが、一人暮らしを実際に始めて数年経つと実家の良さを感じます。実家に戻ってきてから何をしようとかまだ決まっていませんが、帰ってきて実家で過ごす日常が楽しみです。
それではみなさん、よい夏休みを。
サムネは途中の駅の七夕飾り。