高校生とはじめる【日置市の3つのプロジェクト】
いま、僕は日置市を舞台にして、いくつかのプロジェクトに関わっている。関わり方は様々だが、大きく分けると2つ。
1つは「日置市に関わる挑戦者の応援」。主に日置市100人カイギを通して生まれたつながりやプロジェクトに対して、半分「市」半分「民間」とも言える立場からサポートをする。
もう1つは「自分が主体となった街の企画・実行」だ。これは、心からワクワクする企画を構想し、検討して、練り直し、たまに潰しながら前に進めている。
そんな2つの軸で活動を行う今、高校生とのプロジェクトがいくつか生まれている。今回はその中から、3つのプロジェクトを皆さんにご紹介したい。そしてもし、ご興味があるものがあればぜひプロジェクトに混ざってくれると嬉しい。
NFTを活用した日置市の新しいコミュニティ「HIOKI DAO」
昨今、Local DAOと呼ばれる地域コミュニティのあり方が話に上がることが増えた。Local DAOとは「デジタル村民によって自律的に運営される共同体」と言われているが、要は「物理的な境界線を超えて特定の街に対するファンコミュニティを作っていこう」というプロジェクトだと捉えている。
このコミュニティ作りの動きは、実は日置市でも起きている。そして、そのプロジェクトを企画・実行する主体となるのが現役高校生である。
彼が感じる街の課題感は「一人ひとりが、街や自分の未来を妄想をしたとしても、そこへの挑戦が生まれない。」というものだ。一人ひとりが妄想した未来を実現したくなる仕組みとして「HIOKI DAO」という構想を掲げている。
コミュニティに入る際には、NFTと呼ばれる証明書のようなものを購入する必要がある。誰かが何かの挑戦に際して資金が必要になった際には、コミュニティ内で「投票」が行われ、選ばれたプロジェクトに資金の提供が行われる。(特定コミュニティにおけるクラファンのような仕組みにもなり得る)
そんな仕組みを通して、街に関わる挑戦を増やしていくことが「HIOKI DAO」の役割だ。
ここから夏にかけてどんどん進めていくので、ぜひ興味のある方は、ROCKCUTくんにぜひご連絡を。
https://x.com/rockcut_nft?s=21
第2回「NOROSHI COMMUNITY」始動!
大盛り上がりを見せた第1回「NOROSHI COMMUNITY」。様々な人たちが自分のパフォーマンスを披露する場となった。このイベントは高校生の吉満くんが主体となり、様々な人に声をかけ、当日は100人以上が参加するイベントとなった。
ここでの可能性をさらに広げるため、第2回の開催が決定。そしてその開催と更なる拡大に向けて、新たなスタッフの募集が始まった。
中核となる運営メンバーとして中高生を募集している。また、これ以外にもパフォーマーやその他の支援についてはぜひ年代問わず募集しているため、もし関心を持っていただけたら、ぜひ彼に一声かけてくれると嬉しい。
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街のイマーシブシアター「ウツシヨ事件簿」
これまでの2つは「サポート」として入っているプロジェクトであったが、これは自らが主体となって進めているプロジェクトである。
イマーシブシアターとは、ロンドンやニューヨークで注目が集まる「体験型演劇」の総称。「観客」は客席に座るのではなく、舞台上の「演者」の1人となり、物語に参加するというものだ。
僕はこれを「街(日置市)に拡張したらめちゃくちゃおもろいんじゃないか」と思い、企画を進めている。
そしてそれを一緒に進めてくれているのが、今霧島市に住む「佐藤 幸大」くんだ。彼は18歳ながら高校は中退し、自ら「演劇」や「エンタメ」を軸にした会社を作った。明らかにネジが飛んでいるんだがめちゃくちゃ誠実で、それでいて熱量が半端ない。
上記の構想に際して「どなたか鹿児島にめちゃくちゃオモロい演者なり脚本家いないか〜」とSNSで発信したところ、3rd co-working space のあいさんが彼を紹介してくれた。
話せば話すほどビジョンの近さを感じていて、彼と組めばこれは絶対に面白くなる。具体的な内容は今後発信していきたいと思っているが、今後クラウドファンディングをしながら日置市の街の人と一緒に体験を作り上げていきたいと思っているので、ぜひみなさんご一緒にできたらなと考えている。
身近にいる色んな面白い人たち
知らないだけで鹿児島には面白い人がたくさんいる。それは、動けば動くほどに感じる。そんな人たちをもっと知ってもらうことで色んな繋がりが生まれ、新しい可能性へとなっていく。今進めている「日置市100人カイギ」はそんな機会になると思うし、これからもっとそんな流れを作っていきたい。
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