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HSPの敏感な私、秋の心の保ち方

窓を開けると、キンモクセイの香りが部屋いっぱいに広がる。

甘い香りに包まれながら、深呼吸をする。
「ああ、秋が来たんだな」
毎年感じるこの季節の到来は、私にとって喜びであり、同時に一抹の不安を伴うものだ。

私は、昔から秋が大好きだ。
最近の夏は暑すぎて、ヘトヘトになる。
一方、秋は朝晩涼しく昼間は程よく温かいので気持ちいい。

でも、現実はそう簡単にはいかない。
私はHSP(Highly Sensitive Person)で、ちょっとした環境の変化にも敏感に反応してしまう。

秋の陽気に誘われて外出したはいいものの、寒暖差や気圧の変化にやられて、体調を崩してしまうことも少なくない。

やる気はあるのに、体が思うように動かない。

そんなジレンマに、何度も打ちのめされてきた。

つい先日も寒暖差で風邪を引き、咳と鼻水に悩まされたばかり。

「みんなは体調を崩すことなく、毎日元気に過ごしているのに、どうして私だけ……」

そう自問自答する日々。
SNSで見かける友人たちの楽しそうな笑顔を見るたびに、心がざわつく。

でもそんな私にも、きっとできることがあるはず。
そう自分を励ましながら過ごす毎日。

無理のない範囲で、自分が楽しいと思えることを少しずつ始めてみた。

大好きな本を読む時間を多くとったり、アコースティックギター教室に通ったり。
ストレスを軽減するためにウォーキングしたり、深呼吸をしたりして心身を穏やかに保つようにしている。

これらのことに集中すると、余計なことを考えなくて済むのもいい。

もちろん、体調が悪い時は、無理せず休むことも大切。

完璧な毎日を送る必要はない。

大切なのは、自分自身を大切にし、無理のないペースで、自分らしい生き方を見つけていくこと。

体調に振り回されることなく、笑顔で過ごせる日が来ることを信じて。




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