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ケガから学んだこと。キッチンですべって転んで、4針!!
昨年末まさかの転倒で、救急車で運ばれ顔を4針縫いました。
いまでは回復して、傷口も徐々にキレイになっています。
【注意】
共感力の強い方は刺激が強いかもしれません。
アラフィフになって、まさか顔を縫うなんて…。
思ってもみなかったので、ケガを通して学んだことをまとめてみました。
みなさんに同じような経験をして欲しくないけど、ケガをしたときの参考になれば幸いです。
1.ケガしたときは痛くない?
ケガをした直後は、アドレナリンが出ているため、痛みを感じにくいようです。
実際にわたしも痛みはまったくありませんでした。ケガをしているのに、ズボンや床にたれた血液を拭いたほど。ビックリしたけど、タオルや保冷剤を傷口に当てて止血していました。痛みがあったら、掃除などしていなかったと思います。
痛みを感じたのは、縫った後のこと。ドクドク、ズキズキという痛みがキター!と感じたらすぐに痛み止めを飲んでことなきを得ました。
2. 周りの人の動揺
まず男性は女性よりも出血に慣れていません。出産に立ち会った旦那さんが倒れてしまった、という話をよく聞きます。
うちの夫も例に漏れず、わたしが出血しているのをみて、慌てふためいていました。救急車を呼ぶにも119番が出てこず、「110だよね!」と叫んでいました。それだけでなく、こめかみ辺りをケガしたのに、「目を10cm切りましたー!」と救急隊に伝えていました。
息子も顔が血だらけの母を見て、声には出さなかったけど動揺して涙ぐんでいました。
ケガした本人よりも周りの人の方が動揺するのかもしれません。
3.ケガと″熱″の関係
救急隊に血圧と体温を測ってもらったら、血圧の上が190近くありました。それは想像できたんです。興奮してるから血圧が上がってるんだろう、と。
でも、体温が38.9℃だと知って慌てました。少し前にインフルエンザA型にかかっていたけど、熱は完全に下がっていたから。もしかして、ぶり返した?と考えてしまいました。
深呼吸をしてもう一度体温を計ったら、37℃台に下がっていたし、自分では身体が熱いとか、火照ることもなかったんです。
はじめてのことだったので驚きましたが、同じ経験をしてる友達に聞くと、高熱が出たと話していました。
興奮からなのか、ストレスなのか、体温が上がるんですよね。ただ熱があるように感じても、必ずしも熱が出ているとは限らないようです。
4. 看護師さんの優しさ
恥ずかしながら、救急車で運ばれている最中泣いてしまいました。たぶん、興奮していたからなのでしょうね。
「なんでこんなことになってしまったのだろう」
「こんなことで救急車を呼んでしまい、迷惑をかけて申し訳ない」
と思っていました。隣にいた夫は泣いている私をみて背中をさすってくれたけど、涙が溢れてしまいました。
救急病院に着くと、看護師さんが車椅子で待っていました。
「どうぞ、気をつけてお座りくださいね」
「あら、大変でしたね!ビックリしたでしょう」
「もう大丈夫ですからね」
どの言葉も動揺したわたしに刺さりまくりました。
気づいたら、
「わたしの不注意で申し訳ありません」
「こんな夜分にご迷惑をおかけします」
と言っていました。
その後もいまから何の処置をするのかを、丁寧に説明してくれました。動揺していたわたしを落ち着かせるためだったのかもしれません。ケガをしているだけでなく、深夜の病院は暗くて心細い。そんなとき看護師さんは心の支えになりました。
処置が終わって少し落ち着いたときに、看護師さんに「とても心強かったです」とお礼を言って帰ってきました。
5. ケガをしてもお風呂に入ってOK?
あとから知るのですが、お風呂に入って(シャワーではなく、湯船に浸かっても)いいそうです。知らなかったので、血液がついて鉄分の匂いがし、固まっている髪をそのままでシャワーも浴びずに2日過ごしました。
医師に「お風呂入ってないんですか?血流を良くした方が傷口の治りもよくなるんですよ」と言われ呆れられたと思います……。救急で診てもらったときには何も言われなかったので入らずにいました。ケガしたらお風呂に入らない、というのがわが家の暗黙のルールだったから。それどころではなく、わたしの精神状態が痛み止めを処方してもらうだけで精一杯だったんです。
ケガや病気をすると、健康な体のありがたみを実感しますね。わたしの場合、年間に何度も体調を崩しているので、その度に健康が一番大切だと思うんです。まさか、ケガをして再認識するとは思いませんでした。
HSPのわたしがこうやってnoteに残せるのは、結果たいしたケガではなかったからです。ケガがひどかったら、メンタル的にもまだ回復してなかったでしょう。
どこでケガをするかわからないので、今後も気をつけたいと思います。
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