サムスン、HealthTapと提携しスマートTVにオンラインプライマリーケアを導入 - 10月第4週デジタルヘルスケアニュース
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サムスン、HealthTapと提携し、スマートTVにオンラインプライマリーケアを導入
オンラインでプライマリーケアを提供するHealthTapとの新しいパートナーシップにより、Samsung Smart TVユーザーは同社のヘルスケアプラットフォームに接続し、テレビの内蔵カメラを使って医師の診察を受けることができるようになる。ユーザーは、テレビ画面で医師を選択し、簡単に予約を取ることができる。
電子機器大手のサムスンは、病院、在宅医療、遠隔患者モニタリング用のハードウェア・ウェアラブルなどのデバイスで、ヘルスケア分野への参入を拡大している。今年のHealthcare Information and Management Systems Societyのグローバルカンファレンスで、同社は新しいスマートヘルスケアテレビと病院向けのデジタルヘルスソリューションを発表したばかり。サムスンのChief Medical Officer パク氏は、同社のウェアラブルやデバイス等でデジタルヘルス企業と共にエコシステムを構築したいと述べている。
COVIDワクチンメーカーのBioNTech社の創業者、癌ワクチンは2030年までに完成する可能性がある
Pfizer/BioNTechのCOVIDワクチンを開発したBioNtech 創業者2人は「癌ワクチンはそう遠くない未来、2030年までに実現出来る」と語る。2008年に創設されたBioNtech社は、もともとmRNA技術を用いた癌免疫療法を研究していた。しかし、パンデミックが発生したとき、BioNTechはこの技術を応用してCOVID-19ワクチンの開発に成功した。
癌ワクチンの研究には多くの科学者が何年も取り組んできている。一つのアプローチは、免疫系に癌細胞を認識させ破壊することを教えることであり、理想的には癌がそもそも成長するのを防ぐことである。また、すでに癌発症者を治療するために設計された種類のワクチンもあり、進行した前立腺癌に利用出来るFDA承認済みの癌ワクチンも存在する。
医療機関、デジタル・IT投資を倍増の流れ
ベイン・アンド・カンパニーの調査によると、医療機関の大小にかぎらず、今後デジタル・IT投資を倍増させていく予定だと判明した。医療機関の約80%にとって、IT投資は戦略的優先事項のトップ5に位置しており、さらに約40%はトップ3にランクインしている。経済環境は芳しくないが、医療機関はIT投資を緩める兆候はほとんどないと言う。労働力不足や生産性向上を狙うだけでなく、会計処理、患者とのコミュニケーション、そしてサイバーセキュリティーが投資対象になっている。
職場での更年期障害サポートが不足(アメリカ)
更年期障害は、職場において女性に大きなチャレンジを引き起こすが、雇用主のサポートはまだまだ足りていないことが、Miraの調査により明らかになった。調査によると、回答者の5人に2人が更年期障害の症状が自分のキャリアに大きな影響を及ぼしていると回答している。さらに、回答者の42%が更年期障害の症状で職場を休まなければならなかったことがあると回答し、10%が仕事を辞めなければならなかったと回答した。
「更年期障害は怖いものではなく、恐れるべきは認識と教育の欠如であり、同僚・雇用主からのサポートが無いためにキャリアを断念してしまっている」、とMiraのCEO兼共同創業者のシルヴィア・カンは言う。また、調査では47%の女性が35歳から45歳の間に初めて更年期障害/閉経期症状を経験しており、キャリア形成で重要な時期と被っていることも改めて判明した。
スタートアップ資金調達
Hey Jane
10/21/2022 シード; $6.1M
VC - Ulu Ventures, Amboy Street Ventures, G9 Ventures, The Yard Ventures, The Helm, Portfolia, Social Starts
オンライン中絶クリニック
オンライン診察、処方薬の配送、教育コンテンツなどを提供
現在8の州で事業を展開中、2023年末までに50州での展開を目指す
2021年に設立以来、約2万人の患者をサポート
昨年1年間で患者の需要が3倍増加し、臨床医チームも5倍に成長
Eyenuk
10/17/2022 シリーズA; $26M
VC - AXA IM Alrs, T&W Medical A/S, A&C Foelsgaard Alternativer ApS, Kendall Capital Partners, KOFA Healthcare
AIによる眼病のスクリーニングと予測バイオマーカー
現在は、軽度および視力低下を伴う糖尿病性網膜症に対応
2020年にFDA認可を取得。CE、カナダ保健省、中南米や中東の複数の国で認証取得済み
USの14州を含む18カ国の200カ所以上で使用されている
これまでに6万人以上の患者をスクリーニング
Cofertility
10/19/2022 シリーズA; $26M
VC - AXA IM Alrs, T&W Medical A/S, A&C Foelsgaard Alternativer ApS, Kendall Capital Partners, KOFA Healthcare
卵子凍結と卵子提供ボランティアを融合させたサービス
卵子凍結する際に、その半分をスプリットプログラムに提供することで凍結費用を無料がになるサービス
スプリットプログラム:卵子をドナーとして提供するプログラム
卵子凍結された卵子の多くが利用されずに破棄されていることに注目した仕組み
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