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amazarashi - 「僕が死のうと思ったのは」を聴きながら。不安定な自分=等身大の自分。
「僕」が死のうと思った、その理由。 ー海猫が桟橋で鳴いたから ー誕生日に杏の花が咲いたから ー心が空っぽになったから ー靴紐が解けたから(結び直すのは苦手なんだよ 人とのつながりもまた然り) ー少年が僕を見つめていたから ー冷たい人と言われたから ーあなたが綺麗に笑うから この曲を聴くと、安心する。 私も、きっと人からしたら「ささいなこと」で、死にたくなる人で、共感するからかな。 安心材料としてなのか、聴き始めると何度も繰り返し聞いてしまう。 そして、秋田ひろむさんと同じ時代を生きれることに感謝して、良かったなと感じる。 以前、中島美嘉ver.の動画も載せたけれど、最近はamazarashiの気分。 * 気持ちが上がっては下がって、でも落ち切ってはなくて。 なんとか、頑張って生きようとしている自分に気づいて、そしてこの曲を聴いて救われる。 頑張れないから、頑張れないのに、気づくといつも頑張ってしまう、から。 頑張って頑張って、疲れ切ってしまうから。 そういう矛盾と 救われたいとどこか願っている私がいることに気づいてしまって。 ーー満たされたいと泣いているのは きっと満たされたいと願うから ーー愛されたいと泣いているのは 人の温もりを知ってしまったから ーー死ぬことばかり考えてしまうのは きっと生きることに真面目すぎるから (歌詞を書くだけで泣けてくる…!) そして、いつも最後、泣いてしまうんだよな。 〝僕が死のうと思ったのは まだあなたに出会ってなかったから あなたのような 人が生まれた 世界を少し好きになったよ あなたのような 人が生きてる 世界に少し期待するよ” 私にとって、この曲でいう「あなた」はいるのだろうか。 どこにも、いない(というか、うまく愛着形成できなかった両親からしか得られないものがある気がして)とわかってしまって、そんな涙なのかもしれない。 すごく落ちているわけではない。 むしろ、ある意味、平常運転な気がする。 不安定な自分=等身大の自分。 頑張ってしまっている時は、過食や過集中、睡眠過多になりがち。 不安定な私と、仲良く生きてゆくしかない。 ずっと雲が広がってる空に、時々刺す光、時々訪れる穏やかな空を、知ってしまっているから。 まだ、今はまだ。 もう少しだけ、少し期待してみる、か。
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眉村ちあき - 「大丈夫」を、聴いて。
数年前、Nakamura Emiちゃんの歌を聴くのを目的に、小さな音楽フェスに行った。 Emiちゃんの出番の前後で他のアーティストを聞いていて、図らずも出会った眉村ちあきちゃん。 とても元気でポップで可愛らしくて、お客さんとの一体感もある。 この空気感を自身で作れる彼女に、シンプルに「すごいなあ〜」と思って見ていた。 そんな中、ふと流れてきた「大丈夫」というこの曲。 それまでのポップで可愛い、所謂〝シノラー〟のような雰囲気が一転、その歌詞とメロディにみんなが聞き入った。 あれ以来、たまたま久しぶりに見つけた。 また、聴き入ってしまったのだった。 * 最近、いろんなことがあった。 思っても見ない出会いもあった。 人生の舵が大きくぐるりと回るような、もとい、もしかして私が私でいられる、元に戻れるかもしれないような。 2ヶ月前には想像していなかったことが、現実となるような。 しかもそれが、休職中に訪れるのか、と。 (休職中で、頭を空っぽにしていて。そうして、「あそび」というか余白があるからこそ訪れたのかもしれない。) だから、今までの不毛だと思う日々も、じたばたとする日々も。 何もしていなくても涙が出て、不安でどうしようもなく眠れなかった夜も。 全部が繋がっていくんだろうなと、まだ断定しないけれど起こりうる未来に対して、そう思う。 これについてはまた今度書こうと思うのですが。 言い聞かせるような、自分を説得するようにいつも刹那的だった「大丈夫」が、 気づいたら、その言葉の通り、眉村ちあきちゃんが歌った「大丈夫」になりうる、 そうして大丈夫だよ、って、あの頃の自分に穏やかに言ってあげられるようになる、かもしれない。 そんなこともあるんだ!と。 でもそれは、ここまで生きてこなければ分からなかったことだから。 * 誰かに届いたらいいな、響いたらいいなと思って、youtubeのリンクと歌詞をお届けします。 以下、歌詞です。 * 「大丈夫」 歌詞、作曲、編曲:眉村ちあき 私はライブで手応えがなかったと落ち込んでも ネットでは良かったと書かれることもあります 自分の100%出せなくたって 周りが求めてるものは違う 大丈夫 もう大丈夫 ほらあなたたちはみんな素晴らしいから わからなくても大丈夫 今ここにいる私は少なくともすごく楽しかったよ 即興ソングは得意なつもりはさらさらないけど テレビでは良かったと沢山言ってもらえる 初めて気づけた知らない自分を 育てるかは私が決めるんだ 洒落た言葉では表せないけど うまくやろうとするとだめだな 私ができることを1個 大丈夫 もう大丈夫 今生きてる声を聞かせてくれたなら そのことだけで十分だ いらない針は全部抜いてあげよう 大丈夫 もう大丈夫 ほらあなたたちはみんな素晴らしいから わからなくても大丈夫 今ここにいる私は少なくともすごく楽しかったよ Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/chiaki-mayumura/daijoubu/
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スクリーンの前の、誰かへ。 ー NakamuraEmi×藤原さくら「The Moon×星なんて言わず」
今は休職している私ですが、仕事を踏ん張って頑張っていた時期があった。 仕事を頑張っている時期、NakamuraEmiの曲をよく聴いていた。 「YAMABIKO」 「かかってこいよ」 「Don't」 「I」 「大人の言うことを聞け」 …etc 彼女の曲に気持ちを奮い立たせられ、頑張るぞ!と思っていた。 時々、辛くなったり少し挫けそうになったりした時には、 「スケボーマン」 「甘っちょろい私が目に染みて」 「東京タワー」 なんかを聴いて、慰めてもらったり。 そうしていろんな曲を聴く中で、異色を放っていた(個人的に)のが、 「星なんて言わず」。 確か休日に海老名らへんをドライブしていて、ふと流れてきて耳に残って。 気づいたら、何度も繰り返し聴いていた。 “ついてかないわよ ついてかないでしょ だって私にはまだ やることがあるから 本当は 本当は一緒に でもさよなら” 優しくて、でも強い。 時々聴いて、癒されていたんです。 でもあまり知られていなくて、YoutubeにもMVが上がってなくて、知られざる名曲なんだなと思ってて。 そうしたら最近、藤原さくらの「The Moon」という曲と「星なんて言わず」をマッシュアップした楽曲がリリースされることを知った(!)。 そして、今日、MVが発表された。 ちょっとしんどい時期と重なってたこともあって、じんわり効いてくる。 Emiちゃんはいつも、寄り添ってくれる。 そして、藤原さくらちゃんの曲も初めて聴いたけれど、とっても好きだった。 MVも、歌詞も、メロディも、歌声も優しい。 「星なんて言わず」 「The Moon」 「The Moon × 星なんて言わず」 誰かに届けばいいなと思って、記事を投稿しました。 誰かに届いて、そして優しさ、救いを渡せますように。