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【テニス】試合ですぐ使える!メンタルを理想の状態へと導くためのコントロール術

はじめに

本記事はテニスの試合で「勝ちたい」「負けたくない」というプレッシャーから思うようなプレーができない人へ向けた「メンタルのコントロール方法」について書いています。

「強いメンタルを手に入れる方法」については書いておりませんので、御注意下さい。

ただ本記事に書いている「メンタルのコントロール」を行うことで、周囲からは「メンタルの強い人」に見られるでしょう。

どういうことかというと・・・?

それをこれから説明していきますね。

メンタルが弱いって何?

大事な試合で緊張し、練習通りのプレーができずに敗戦・・・

試合後、「自分はメンタルが弱いから」という抽象的な言い訳をして逃げてしまい、いつまで経っても弱いメンタルから卒業できないと感じている方も多いと思います。

そもそも「メンタルが弱い」ってなんでしょうか?

試合中緊張することでしょうか?
1つのミスをいつまでも引きずってビビッてしまうことでしょうか?

真剣にテニスに取り組んでいれば「勝ちたい」と思うのは当たり前で、緊張やビビりは感情として生まれて当然です。

この感情は人間である以上消すことはできません。

試合中緊張しないようにするための施策を考えていると、永遠に「メンタルが弱い」ままです

メンタルが弱いのではなく「コントロール」できていないだけ!

メンタルコントロールが上手くいくと緊張感を感じなくなります。

さっき緊張する感情は人間である以上消せないと言ってたじゃんというつっこみが聞こえてきそうなので、詳しく説明します。

コントロールするとは、緊張感を消そうとするのではなく、緊張感を上書きして感じさせなくするのです。

上書き・・・?と思われましたか?

脳科学的の分野で、人間の脳はひとつのことを重点的に取り組むようにデザインされているということが解明されています。

思い出して下さい。

仕事や勉強、ゲームや読書、何かに集中している時って、周りの音も聞こえずに余計なことも考えず一心不乱にのめりこみますよね。

皆さんにも経験があると思います。

他の雑念を忘れているというか、雑念が入り込む余地がないというか、ちょっと表現が難しいですが、何かに熱中しているあの状況です。

この1つのことにしか集中できないという人間の脳の特性をテニスの試合に応用して、緊張感を上書きしてしまおうというのが本記事のコンセプトです。

熱中する対象は?

ここからは、意識をどこに向けて、何に対して集中すべきか、について説明をしていきます。

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